遼寧省の学習者劉本玲さん、李春生さん 不当に拘禁
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 【明慧日本2024年1月15日】遼寧省盤錦市遼河油田の歓喜岭採油工場に勤務する法輪功学習者の劉艷さん、劉慶江さん、劉本玲さん、李春生さんたちは、連行され、濡れ衣を着せられ、2023年7月18日に盤錦市興隆台区裁判所で不当に裁判を受けた。証人や物的証拠もなく、証拠も捏造されていたにもかかわらず、裁判所は9月7日に次のように4人の法輪功学習者に不当な判決を言い渡した。

1)劉艷さんは不当に懲役2年の判決と5000元の罰金を科せられた。

2)劉本玲さん(77歳女性)は不当に懲役1年6か月の判決と4000元の罰金を科せられた。

3)劉慶江さんは懲役1年3カ月の判決と3000元の罰金を科せられた。

4)李春生さん(76歳女性)は懲役1年の判決と2000元の罰金を科せられた。

 劉艷さん、劉慶江さん、劉本玲さん、李春生さんの4人は控訴したが、盤錦大洼中級裁判所が元の不当判決を維持していることが判明した。劉本玲さんと李春生さんの2人は、2023年末に身体検査を求められ、刑務所に送られて拘禁され迫害を受けている。

 4人の法輪功学習者が連行とでっち上げに遭った経緯

 2023年2月24日夜7時、劉艷さんは盤錦市公安局および地元の派出所の警官に連行され、法輪功関連の全ての書籍、資料、プリンター、コンピュータなどが警官に奪われた。その後、劉艷さんの弟の劉慶江さんも連行され、2人は盤錦市の第3留置場に拘禁された。

 2023年2月25日、李春生さんは自宅で警官に連行され、2月26日の朝に家族によって連れ戻された。

 2023年2月27日の午後4時過ぎ、劉紅さんと劉本玲さんは、盤錦市公安分局の局長の黎明氏と盤錦市公安分局の局長によって率いられた一団の人々に自宅から公安分局に連行された。劉本玲さんは手錠をかけられ、署名を強要され、身体検査を受け、写真を撮られ、右手首には電子時計のようなものをはめられた。そして、尋問室に連れて行かれ、警官らは劉本玲さんに対して脅迫、威嚇、誘惑を行い、口供を改竄し、午前4時半まで拷問した。劉紅さんは不法に4月初めまで拘禁された後に家に帰った。

 2023年6月27日の午後1時過ぎ、劉本玲さんは検察庁の職員によって家から引きずり出され、検察庁に連れて行かれ、署名を求められた。2023年6月30日、劉本玲さんは裁判所に呼び出され、盤錦市興隆台区検察庁から起訴状を渡された。

 2023年7月18日、盤錦市裁判所は劉艷さん、劉本玲さん、李春生さん(女性)、劉慶江さんの4人の法輪功学習者に対する不法な裁判を行った。劉艷さんと劉慶江さんは強制的に手錠と足枷をかけられた。劉本玲さんは法輪功の修煉が罪ではないと考え、公安部の2000年39号文書では法輪功は14種の邪教の中に含まれておらず、中国の新聞出版総署の2011年令第50号では法輪功の書籍の発禁令が撤廃され、すべての法輪功の書籍と資料は中国で完全に合法であると明確に指摘されている。劉本玲さんはまた、彼女に対する連行、家宅捜索、不法に裁判が開かれたことはすべて違法であり、彼女が違法であると証明する法律や規則は一切なく、法廷は証人や物的証拠も提出していないことを指摘した。

 劉本玲さんの根拠のある無罪の弁明は、法廷内で静かに行われ、彼女の弁明を妨害する者はいなかった。弁明の終わりに、法官が提出した質問に対して、劉本玲さんは一切答えず、口供も署名も拒否した。劉艷さんも自己弁護を行った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/12/470888.html)
 
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