北京市の舞踊教師・翟子慧さん 不当に懲役2年6カ月
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 【明慧日本2020年12月12日】(北京市=明慧記者)情報筋によると、北京市で仕事をしている瀋陽市出身の法輪功学習者・翟子慧さん(29歳女性)は11月下旬ごろ、北京市朝陽区裁判所に懲役2年6カ月の実刑判決を宣告されたという。

 翟さんは2013年に大学を卒業した後、北京市で東洋舞踊を教えていた。翟さんは法輪功の修煉を始めてわずか数カ月であったが、「真・善・忍」の教えに従って良い人を目指し自分を律していた。

 2019年8月にウィーチャットで「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」というメッセージを友達に送ったことで 、翟さんは地元の派出所から取り調べを受けた。またある日、翟さんは友達に法輪功迫害の実態を伝えた時、中国共産党のプロパガンダを信じている人に告発された。2019年8月23日に朝陽区管庄派出所に連行された。派出所の警官は翟さんの家に侵入し、数冊の法輪功書籍、資料、プリンター、iPad、ノートパソコンなどの私物を押収した。

 2019年9月26日、翟さんは逮捕状を発付された。11月4日に検察庁は証拠不足で案件を公安局に戻した。

 2020年9月14日午前10時、北京市朝陽区温楡裁判所が開廷し、翟さんと弁護士が出廷した。翟さんの家族は事前に傍聴を申請したが、許可されなかった。

 審理の過程で、法廷で示された証拠は捏造されたもので、話の内容も矛盾していた。さらに、翟さんの私物が証拠として提出された。80数個のしおりの裏の写真を撮られ、資料の数量に加算され、数量が倍増した。

 翟さんは現在もなお朝陽区留置場に拘禁されている。弁護士は翟さんと面会した後、翟さんの印象は善良で、感じのいい人だと言っていた。しかし、留置場で他の受刑者は手錠だけはめられているが、翟さんだけが手錠と足かせをつけられているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/30/415794.html)
 
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