河北省安国市の法輪功学習者 迫害され脳出血も開廷に直面
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 【明慧日本2020年12月12日】河北省安国市の法輪功学習者・馬会しんさんは6月13日に連行され、保定留置場に収容された。迫害されたため脳出血になり、11月7日に保定市第一病院に運ばれた。半月にわたって救急手当を受けているが、いまだに意識がはっきりしていないという。

 馬さんは脳出血になるまで迫害された一方で、高陽検察庁は書類を裁判所に提出した。11月9日、馬さんの夫と息子は裁判所へ行き、馬さんの解放を求める申請書を主審裁判官に提出した。主審裁判官は「変更があり、もう開廷しない。まず治療をして、半年『居住監視(自宅監禁の一種)』をしてから開廷する」と答えた。

 その後、家族は保定市検察庁、河北省検察庁に控訴を提出した。

 馬さんは法輪功を修煉して以来ずっと健康で、20年間病気に罹ったことがなく、薬を飲んだこともなく、馬さんの周りの人たちはみな知っている。

 6月13日、馬さんはもっと多くの人々が中共ウィルスに打ち勝てるように、関連資料を配布した。その際、中国共産党のプロパガンダを信じ込んでいる人に通報され、現地の派出所の警官により連行され、安国市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に身柄を引き渡された。翌日の午後、国保の副隊長・陳彦青は馬さんに身体検査をさせ、検査の結果は健康だと言って馬さんを保定留置場に入れた。

 11月7日深夜、馬さんの息子は保定留置場から電話を受け、馬さんは病院で救急手当を受けており、脳から20㎖出血し、早めに健康保険証を持って来るようにと告げられた。翌日午前8時、馬さんの息子と娘は慌ただしく病院に駆けつけ、目にしたのは母が意識不明の状態になっていたことである。留置場の警官は馬さんの息子と娘に「持病が再発した。長い間の高血圧が原因だ」と騙し、責任を逃れるためサインを求めたが、拒否された。

 馬さんは病院の集中治療室で半月にわたって治療を受けたが、依然として意識朦朧の状態だった。家族は過去のいろいろなことについて馬さんと話し、意識を確認しようとしたが、なかなかできなかった。現在、馬さんは普通の病室に移ったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/12/1/415832.html)
 
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