スウェーデン国会議員「団結して中共に制裁を加えよう」
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 【明慧日本2020年12月22日】「信教自由の推進に関する閣僚級会合」のオンライン会議が開催され、スウェーデンの国会議員アン・ソフィー・アルム氏は11月18日、中国共産党(以下、中共)の法輪功に対する迫害を厳しく非難し、全世界が連合して中共に制裁を加えるよう呼びかけた。

 アルム氏は「個人の信仰のために、中国で非人道的かつ残忍な迫害を受けてすでに21年が経ち、今なお続いています。これは中国だけに対する恥辱ではなく、自由社会すべてにとっても非常に恥ずべきことです。絶対に許されることではありません」と述べた。

'图:瑞典国会议员安·索菲·阿尔梅呼吁全世界联合起来制裁中共'

スウェーデンの国会議員アン・ソフィー・アルム氏

 またアルム氏は「スウェーデンはとても小さい国ですが、私たちはそれでも中国の人権のために声を上げなければなりません。私たちの声が北京に届くと思います」と語った。

 法輪功は迫害停止を呼び掛けて、今年7月で21年となった。世界30カ国の約600人以上の議員が共同声明(Ipac)に署名している。声明は「署名した国際規約と『市民的及び政治的権利に関する国際規約』を尊重するよう中国政府に促し、直ちに中国で法輪功に対する迫害を停止させ、すべての拘禁された法輪功学習者と、その他の良心の囚人を無条件で釈放すること。また少数民族に対する迫害も含む」と述べた。

 アルム氏は、「中国で起きていること(中共の法輪功に対する迫害)は、『沈黙を守ることが1つの選択肢ではなく、私たちは団結して共に、中共の人権に対する迫害を制止しなければならない』と私に決意させました」と述べた。また、「私たちは、すでに中共の悪事及び中共が、自分の国民に伸ばした魔の手を認識し、措置を取らなければなりません」「私たちスウェーデン政府は、華為(ファーウェイ)の5Gネットワークを拒絶し、もっと多くの国が私たちについて来ることを望んでいます。全世界がみな連合で、中共に制裁を加えなければなりません。共に私たちのすべての人の権利を守りましょう」「中共は経済的手段を通して、私たちの国、学校に浸透し、事業を買収したりしています。もし中共が目的を実現すれば、世界の強権となり、全世界が災難に遭うでしょう」と述べた。

 またアルム氏は講演の中で、中共による法輪功への迫害、特に生体臓器狩りの犯罪を厳しく非難した。アルム氏は「この事は国際法廷で裁判を受けるべきです。国際社会は更に積極的に公の場でこれらの事の真実を述べ、中共の人権に対する迫害を暴き出すべきです」と語った。

 最後にアルム氏は、中国がいつか国際条約を尊重することができ、言論、信仰の自由と思想良心の自由を人々に与えることを望んでいるという。アルム氏は、「法輪功は平和的で、友好的です。真・善・忍は法輪功学習者の信念です。世界は真・善・忍を必要とし、私たちを率いて、この疫病の災難を乗り越えることができます。私たちは国際社会の訴えを中共に知らせ、直ちに迫害を停止しましょう!」と呼びかけた。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2020/11/20/415354.html)
 
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