山東省泰安市の法輪功学習者5人 逮捕状を発付される
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 【明慧日本2021年1月8日】山東省泰安市の法輪功学習者・謝清玲さん、李存国さん、高方強さん、楊慧霞さん、周敏さんの5人は2020年の年末、泰山区検察庁により逮捕状を発付された。

 上記の5人は高さん(50代男性、自営業)以外は、全員定年退職者である。謝清玲さん(64歳女性)地元肥料工場の元従業員、李存国さん(61歳男性)は定年退職者、楊慧霞さん(57歳女性)は地元第二中学校の元講師、周敏さん(65歳女性)は定年退職者である。

 2020年11月24日、25日、泰山区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下国保)および下部組織の派出所、高新区良荘派出所、岱岳区ウン口派出所などは、路上で学習者を囲んだりした。また学習者の家のドアをこじ開けるなどの手段で謝清玲さん、李存国さん、高方強さん、米培霞さん、裴鳳芹さん、張麗霞さん、賈元桂さん、楊慧霞さん、周敏さん、趙聖文さん、肖愛鳳さんなど、11人の身柄を拘束し、相次いで関連派出所、新泰安市留置場、泰安市留置場に送り込んだ。また、自宅にある法輪功関連の私物も押収した。

 11月24日午後5時、泰山区公安局の国保、南関などの派出所関係者はドアをこじ開け、謝さんの自宅に侵入した。夫・李存国さんの身柄を拘束した上、自宅にあった法輪功の関連書籍、パソコン、プリンター、法輪功の無実が書かれた資料などの私物を押収した。当時、謝さん宅を訪問していた楊さんも連行された。警官らは25日の夜、楊さんがいない状況下で、楊さん宅にあった法輪功の関連書籍、パソコン、プリンターを押収した。

 11月25日午前、警官十数人、パトカー3台、トラック1台が周敏さんの自宅に着き、ドアをこじ開けて周さんの身柄を拘束した。自宅にあった法輪功の関連書籍、パソコン、プリンター、法輪功の無実が書かれたカレンダー、機材などを押収した。

 今回の連行行動の指揮者は泰山区公安支局国保の副隊長・李暁明と610弁公室の中隊長・田琳である。岱廟、南関、岱宗坊、迎勝、三里、駅前、上高派出所の関係者らは連行行動、家財押収、取り調べなどの迫害に加担した。

 2020年12月30日までに、張麗霞さん、賈元桂さんなど6人はそれぞれ解放された。

 12月31日、泰山区公安支局国保は謝さんなどの家族に電話をかけ、サインを求めた。謝清玲さん、李存国さん、高方強さん、楊慧霞さん、周敏さんの5人はすでに逮捕状が発付されたことをこの時に初めて知らされた。

 二十数年来、法輪功学習者は世の人々に真相を伝え続けてきた。これは憲法に守られていることである。法輪功迫害に加担する者に自分と家族のために、悪事をやめ、明るい未来を選ぶことを呼びかける。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/5/418119.html)
 
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