【明慧日本2021年1月9日】山東省済南市の法輪功学習者・劉紅さんが連行された。数日前、劉さんは懲役1年6カ月の実刑判決を言い渡され、罰金5000元(約8万円)を恐喝されたという情報が劉さんの家族のもとに届いた。
済南市鋼城区出身の劉さん(50歳女性)は、2019年12月27日、自営業の理髪店で客に法輪功迫害の実態を伝え、そして真相カレンダーを贈ったところで、客に通報された。劉さんは済南市莱城区南冶派出所の警官により連行され、済南市第三拘置所に15日間拘留された。
劉さんは不当に逮捕されて済南拘置所まで連行された。警官が、劉さんの息子(10歳)に「お母さんは誰から資料をもらったのかを告げるように強要した」と報告されている。
以前、莱蕪(らいぶ)区で連行されて逮捕された法輪功学習者・程西江さんの家族も警官に強制連行され、程さんは懲役3年、罰金6000元(約9万6000円)の判決を受けた。
劉さんは2020年10月頃、莱蕪区検察院に罪を来せられた。莱蕪区公安支局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の秦増は電話で、家族に知らせたという。
劉さんの家族は、共産党を恐れ、また経済的な理由から、基本的に事件についてはあまり聞かなかったが、数日前に劉さんが判決を受けたとの連絡を受けた。
済南市莱蕪区裁判所は11月24日、4人の法輪功学習者に対して、家族に通知せず、弁護士の立会いも書類の確認もせずに、密かに判決を下した。尹峰さんは懲役6年と1万元(約17万円)、程西江さんは懲役3年と6000元(約9万6000円)の罰金、陳連美さんは2年6カ月と5000元(約8万円)の罰金、劉希修さんは懲役2年6カ月、執行猶予3年と5000元(約8万円)の罰金を宣告された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)