河北省保定市の善良な年配者2人に不当判決
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 【明慧日本2021年1月14日】河北省保定市の年配者・陳秀梅さんと郭志萍さんは新型コロナウィルス(中共ウイルス)の流行中、災難から逃げる方法を人々に教えたとして警官らに連行され、家宅捜索を受け、2020年12月31日、高陽県裁判所により懲役1年3カ月の実刑判決を下された。

 郭さんは今年60歳で、小さい時から体が弱く、乳腺房増殖に罹ったこともあった。出産した時に、婦人科の病気に罹り、不整脈、背中痛みなどの症状があった。1999年3月3日、郭さんは幸運にも法輪大法に出会い、心身共に健康を取り戻した。2020年3月4日午後、郭さんは新コロナウィルス感染を避ける方法を人々に教えていた際、複数の警官らに倒されて連行された。

 陳さん(63歳女性)は法輪功を修煉する前、左足の筋ジストロフィー、胃炎、盲腸炎、神経衰弱などの病気を患った。法輪功を修煉した後、陳さんは真・善・忍に従ってより良い人を目指し、暫くして健康を取り戻し、道徳も向上し、家庭は平和で幸せになった。陳さんは良い人だと評価されている。中共ウイルス流行中、陳さんは外でウイルスを避ける方法を伝え、2020年3月4日に不当に連行された。

 派出所に連行された陳さんと郭さんは慈悲心を持って警官らに法輪功の素晴らしさを説明し、罪を犯さないよう忠告した。2人は保定留置場にずっと拘禁され続け、2020年4月10日、不当に逮捕状が発布された。

 2020年11月6日午前、高陽裁判所はオンラインビデオで2人に対して開廷した。オンラインビデオの効果があまり良くなかったため、裁判が中止された。

 2020年11月26日午前、高陽裁判所の李裁判官は保定留置場に行き、2人に対して再度開廷した。傍聴は1人しか許可されなかった。裁判所は憲法に定められている「開廷は公開すべき」という条例に違反した。弁護士は陳さんと郭さんに嵌めていた手錠を除去するよう求めたが裁判官に拒否された。家族は「検察官は撤回すべきだ」と裁判官に求めたが、裁判官は上級に連絡した後、家族の要求を拒否した。

 審理中、郭さんが連行された時のビデオを再生した。複数の警官らが郭さんを一斉に倒した様子を見た弁護士は「60代の年配者なのに、あなたたちはそんな態度で扱っていいのですか!」と憤慨して指摘した。

 弁護士は現行法律条例に従って2人の年配者に無罪の弁護をした。家族も無罪の弁護に対してある程度の内容を補った。

 法廷審理は午前9時から午後4まで続けられた。裁判官は弁護士や家族や当事者の弁護をずっと静かに聴いていた。

 2020年12月31日、2人は1年3カ月の実刑判決を下された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/11/418397.html)
 
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