ハルビン市の定年退職教師に3年6カ月の実刑判決
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 【明慧日本2021年1月14日】ハルビン市の定年退職した教師で法輪功学習者・張鳳蘭さん(66歳女性)は2020年8月18日に不当に連行され、同年12月29日に懲役3年6カ月の実刑判決、罰金1.5万元(約24万円)を下された。張さんはこの判決を不服としてすでに控訴した。

 張さんは賓県賓州鎮第二小学校を定年退職した教師で、1998年12月に法輪功の修煉を開始した。1999年7月から中国共産党による迫害で張さんは何度も連行され、拘禁及び2年の労働教養を受けた。

 下記は張さんが受けた迫害の経歴である。

 2012年11月13日、張さんは北京市ある住宅区でポスターを貼っていた際、中国共産党の虚言に騙された人に通報され、現地派出所の警官により連行され、その後2年の労働教養を強いられた。北京女子労働教養所で張さんは残忍な迫害を受けたため、身体に深刻な病状が現れ、2013年6月21日に医療処置のため解放された。

 2020年8月18日、張さんは法輪功迫害についての真相を伝えていた際、また通報され、ハルビン市公安局の警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。当日、警官らは張さんをハルビン市第二留置場に送り込もうとしたが、留置場側は拒否した。翌日、警官らは不正な手口で裏口を利用して無理やり張さんを留置場に入れた。その後、新コロナウイルスを理由にして張さんを隔離した。

 9月1日、張さんに対する逮捕状が発付された。12月24日、依蘭県裁判所はオンラインビデオで張さんに対して裁判を行い、同月29日、張さんに懲役3年6カ月、罰金1.5万元(約24万円)の実刑判決を宣告した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/11/418408.html)
 
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