吉林省の学習者が懲役5年の実刑 息子も給与支払い停止の巻き添えに
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年1月30日】吉林省舒蘭(じょらん)市の法輪功学習者・王亜芹さんはかつて、病院で治らなかった肺癌患者だったが、法輪功を学んで命が助かった。王さんは法輪功の修煉を堅持し、人々に法輪功から恩恵を受けた事実を伝えた。

 2020年7月15日、王さんは国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の私服警官4人によって連行され、家宅捜索をされた。情報筋によると、王さんに法輪功を放棄させるため、当局は王さんの息子に仕事を失わせるぞと脅し、戸籍の名前と身分証明証の名前が違うとの理由で、王さんが法輪功を学んで癌が完治した事実を認めなかったという。

 2020年9月と10月1日、王さんは2回、オンラインで裁判を受けた。2回とも王さんは「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ。先日、王さんは懲役5年6カ月の実刑を下されたが、交通部門に勤めている息子が連座され、すでに2カ月の給与の支払いを停止された。

 一、九死に一生を得る

 長春市でアルバイトをしていた王さんは2004年8月、体に異変を感じて病院へ行った。薬をもらって飲んだが、好転せず、かえって悪化する一方だった。医者の勧めで、胸部レントゲンを撮り、左肺に3.3×3.5㎝の腫瘍が見つかった。王さんは他の三つの病院に行ったが、同じ診断結果だった。

 それから、王さんは中日連合化工病院で前後、5回の化学療法を受けた。治療の費用のため、家を売ったり、借金したりして全部使ってしまったが、癌細胞が転移し、健康状態がますます悪くなった。医者は「未分化小細胞癌だ。治療しても治らない」と言った。

 それで、王さんは治療を止め、農村にいる姉の家に行った。窮地に陥った王さんは近所の人から法輪功が病気治療に素晴らしい効果があると聞き、法輪功を学ぼうと決心した。たった1週間で、法輪功を学んだ王さんの体に奇跡が現れた。王さんはまず歩けるようになり、自立生活ができるようになった。1カ月後、王さんは健康を取り戻した。村人は法輪功の素晴らしさを目の当たりにした。

 二、自ら体験した法輪功の素晴らしさを伝え、迫害される

 1カ月あまり法輪功を学んだ王さんは2005年の初め、平安派出所の警官4人によって連行された。警官は本で王さんの頭を叩いた。王さんは警官に法輪功を学んで起きた奇跡を話し、病院のカルテを見せた。当時、公安局の警官はみな王さんのことを知っていた。

 現代医学で治らなかった病気が法輪功を学んで新たな命を得た王さんは、法輪功を学んでいるとの理由だけで当局に迫害を加えられた。警官は2010年、ある時期に5日間連続で、8回も王さんの家に行き、嫌がらせをして、家宅捜索をした。警官はパソコン、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、現金800元などの私物を押収し、王さんの夫を連行したが、夜中3時になって、解放した。

 2020年7月15日、国保の私服警官は王さんを連行した。警官は王さんの家を家宅捜索し、真相に関する文言が書かれている紙幣6000元、法輪功書籍などの私物を押収した。王さんは吉林市留置場に拘禁された。

 2020年9月と10月1日、王さんは2回ともオンラインで不当に開廷され、その後、判決を言い渡されたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/20/418810.html)
 
関連文章