ポンペオ氏 「中共は残酷に共産主義を推進している」
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 【明慧日本2021年2月2日】ポンペオ米国国務長官はVOAで演説を行い、米国の価値観と米国の利益が中国共産党(以下、中共)によって脅かされている状況下で、米国は外部に真実を広めることの重要性について言及した。

'图1:美国国务卿蓬佩奥在美国之音的演讲中多次谴责中共'

ポンペオ米国国務長官はVOAの演説で繰り返し中共を厳しく非難した

 ポンペオ氏は「VOAは米国の声を世界のあらゆる場所に広める必要があります。北京、或はイランにプラットフォームを提供したり、同じく嘘のニュースをも放送してはならず、ここは私達の素晴らしい場所です」と述べた。

 「中共は確かに米国が直面している最大の脅威であり、中共は欧米の人道主義と、価値観が背馳(はいち:そむくこと)しています。これは中共の香港や新疆などに対する問題からすべて見分けることができます」と提示した。

 「中共に対する強硬は、トランプ政権ですでに基礎を築いており、これは両党の合意です。次の政府は宗教の自由と民主を支持するよう望んでいます」と述べた。

 「米国は自由、民主と人権に対して尊重しています」と重ねて言明し、中共などの集権政府が普遍的な人類の尊厳を蔑視していることを厳しく非難した。

 ポンペオ氏は演説の中で「私達は確かに以下の中核信念に基づき創立した最初の国家です。『誰でも生まれてから不可侵(ふかしん:侵害を許さないこと)の権利を有し、政府はこれらの生まれもった権利を保障するために有ります』。私達は完璧な連邦になるようずっと努力して参ります。もちろん私達は決して永遠に正しいのではありません。そのため私達は私達の過去と現在を誇りに思いながら、また謙虚になる必要があります。私達には真実が必要です」と述べた。

 「アメリカ人が私達の国造りについての価値観をめぐって共に団結する時、フィラデルフィアでのパレードや、ゲティスバーグでのパレード、そしてセネカフォールズや、マーティン・ルーサー・キングのワシントンでも、私達は何度も何度も私達の国造りへの約束を果たしてきました」と述べた。

 「今、私達の相手が異なった主張をしようとしています」。ポンペオ氏は「中共がジョージ・フロイトの死亡を利用して彼らの権力体制が私達より優越していることを主張しようとした時、私は一つの声明を発表しました。その中にはこのような話があります。『最高の状態の時でも、中華人民共和国は残酷に共産主義を推進していました。同様に自身が最も困難な挑戦の中にある時、米国は依然として自由を保障しなければなりません』。いかなる道徳的な同等性(訳注:中共は米国の最も基本的な価値観や理想に敵対するものだということ)もありません。これは明白な真実です」と述べた。

 ポンペオ氏は演説の中で、中共がウイグル人への鎮圧及び暴行、香港の民主、自由の破壊を含めて、数回にわたって中共を激しく非難し、その後、VOAの局長ロバート・ライリー氏と対談した。

 「宗教信仰と言論の自由は中核の権利であり、もしある国家がこれに対してうまく処理できなければ、その国家の安全は保障されず、経済も繁栄せず、人々は裕福にはならないのです」と述べた。

 「中共は米国に対して主要な脅威であり、米国の両党がこの点に対してすでに共通の認識を形成したようです。トランプ大統領は2015年の選挙時、正しくこの点を指摘しました」とポンペオ氏は述べた。

 ポンペオ氏は「中共からの脅威を防ぎ止めるために、私は複数の場所で『まず、必ず中共の発言を信じてはならず、その後、検証を行います」と述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/12/418462.html)
 
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