遼寧省の82歳の于桂蘭さん 不当起訴のち自宅監禁
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 【明慧日本2021年2月2日】中国共産党の独裁統治下において、中国では真・善・忍を信仰していることを理由に、80代の高齢者たちに対して起訴したり、判決を言い渡したり、刑務所に拘禁している。このような年配者に対する残酷な行為は人道に反し、法律に反する行為である。

 撫順市望花区の法輪功学習者・于桂蘭さん(82)は、1997年10月に法輪功を学び始めた。そして、知らないうちに、于さんは20数年間患っていた神経症、心臓病、リウマチなどの病気が治り、健康を取り戻した。

 于さんは2020年4月2日昼頃、撫順市順城区葛布新地号で、善意で人々に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じれば、疫病から身を守れると伝えたが、当局による法輪功への誹謗中傷の宣伝を信じた人に通報された。そして警官は、すでに新地号を離れ、雷鋒体育場の駅でバスを待っていた于さんを連行した。

 順城区葛布派出所で于さんは拇印を押すことを強いられた。当日の午後3時過ぎ、警官は于さんを連れて于さんの自宅へ行き、家宅捜索し、法輪功の関連書籍40数冊、法輪功創始者の写真、法輪功のお守り30個などの私物を押収した。その後、警官は于さんを派出所に連れ戻し、夜10時過ぎ、于さんを解放した。

 2020年9月20日、于さんは撫順市李石開発区で法輪功の資料を配っていた時、尾行されていた望花区雷鋒派出所の警官に同派出所に連行された。その後、警官は于さんの自宅を家宅捜索した。

 そして、2021年1月28日朝、望花区雷鋒派出所の警官2人は于さんの家に行き、于さんに望花区裁判所に行くようにと告げた。于さんは裁判所へ行った。裁判所の職員は望花区検察庁から于さんに対する起訴状を手渡した。現在、82歳の于さんは居住監視(自宅監禁の一種)されている状態である。

 于さんを陥れた首謀者は、撫順市望花区公安分局の国内安全保衛部門の大隊長・屠剛(40歳前後)である。于さんが起訴状を渡される1週間前、屠剛は于さんの家に行って、于さんに裁判所へ行くようにと言った。屠剛は自分の祖母と同年齢の于さんを法廷で迫害を企てるために資料を偽造した。

 撫順市望花区裁判所の副所長・李震は法律を無視し、2016年12月9日、法輪功学習者・賀立中さんに懲役3年、趙静さんに懲役5年の判決を下し、刑務所に送り込んだ。2020年5月29日、51歳の李震は悪報に遭い、オフィスで心筋梗塞を起こして死亡したという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/1/30/419280.html)
 
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