白銀市の法輪功学習者複数が嫌がらせを受ける
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 【明慧日本2021年2月8日】中国共産党(以下、中共)が「ゼロ行動」という名目で中国全土で嫌がらせを開始して以来、甘粛省白銀市の複数の法輪功学習者たちが嫌がらせを受け、家族たちも仕事や進学などを標的として脅された。しかし、学習者たちは信条を堅持し、迫害に抗議している。

 1、廖安安さん(85歳)と家族が嫌がらせを受けた

 廖さんはかつて正処級幹部であり、1997年に定年退職した。1996年に法輪功の修煉を始めてから中共から受けた迫害は書き尽くせないほど多くあり、1年の労働教養、2回にわたる懲役5年と10年の不当な実刑判決、洗脳班に拘禁され、何度も家宅捜索を受け、何度も留置場に収容され、十数年にわたる放浪生活などなど。2016年から現在まで、年金としての給料も停止されている。

 2020年11月10日、白銀市当局の職員5人ら(以下、職員ら)は廖さんの家を訪れ、「ゼロ行動」という嫌がらせを行った。そして、廖さんに誓約書のサインと押印を強要したが拒否された。そこで11月13日、勤務中の廖さんの息子に電話をかけて、「母親がサインしなければ、お前の仕事がなくなるぞ」と脅した。その後、孫にまで「お前のおばあちゃんがサインしないと、進学に悪影響が出るぞ」と電話で脅した。

 2020年11月16日、職員らはまた1日に2回にわたって廖さんの家を訪れ、数人がドアを叩いたが、廖さんは開けなかった。当時、職員らが蘭州で働いている娘を探し出し、「お母さんは省ないし中央レベルで報告され、記録されている人物なので転向しなければならない」と言い、「お前が協力しないと、私たちは深せんにいるお前の娘のところに行き、圧力をかけるぞ」と脅した。職員らはこのように連続して廖さんの家族全員に嫌がらせをし、プレッシャーをかけた。家族全員が悪党である中共に苦しめられている。

 2、張涛さんはこの2カ月間、職員らに柔軟策と強硬策の措置を使われ、絶え間なく嫌がらせを受け、その上「金を出すからサインをしてくれ」と誘惑され、誓約書のサインと押印を強要された。

 3、王立貴さんも職員らの絶え間ない嫌がらせと脅迫を受け、石油会社勤務の娘にも「お父さんがサインしないなら、今すぐに仕事を辞めてもらおう」と強要された。

 4、崔佩珍さんと息子も嫌がらせを繰り返し受けた。職員らは息子に「お母さんがサインしないと、上司に言って、お前を解雇させるぞ」と脅した。

 5、劉占奇さんは断固としてサインを拒否したが、息子は職員らに脅されて、父に代わってサインした。

 6、王孝彩さんは派出所へ連れて行かれ、2時間にわたってサインを強要された。

 7、張広利さん(男性)と王恵さん(女性)は放浪生活をしているが、2020年12月9日、当局は白銀市全域に行方不明者の通告が貼られ、情報提供を求めると共に、二人の居場所を通報した人に報奨金を与えるという。

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/4/419513.html)
 
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