検察院が起訴取り下げ 山東省の馬玉芹さんが解放
【明慧日本2021年2月9日】山東省濰坊市青州市の法輪功学習者・馬玉芹さん(62)は1998年に法輪功を学び始め、心身ともに恩恵を受けていたが、2014年に迫害の実態を人々に伝えたことで通報された。2014年11月12日に青州路派出所に連行され、同日に帰宅した。数日後、馬さんは、翌日に裁判を行うと言われ、流浪生活を余儀なくされた。
それから6年後の2020年12月2日、馬さんは街を歩いていたところ、河北省三河市の南城派出所に連行された。翌3日に地元の青州公安局に連れ戻され、4日に裁判にかけられた。馬さんは法廷で、無罪判決を主張したが、懲役3年と罰金5000元の刑に処せられ、昌邑拘置所に送られた。血圧が非常に高いため入所せず、その日のうちに青州に戻り、警官は家族に派出所まで迎えに来るようにと伝えた。
数日後、馬さんに判決が通知されたが、その内容は次の通りである。「裁判所は、青州市検察院が、被告の行為は犯罪に該当しないことを理由に馬さんの起訴の取り下げを申請した。法律で定められた起訴取下げの条件に従い、中華人民共和国刑事訴訟法の適用に関する最高人民裁判所解釈第242条の規定に基づき、青州市人民検察院は、被告人馬さんに対する起訴取下げを認める」
馬さんはその後、帰宅した。