ドイツ・シュタルンベルクで法輪功迫害の実態伝える
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年2月18日】(ドイツ・明慧記者による報道)シュタルンベルク市はドイツ・ミュンヘンの南西部に近い、風光明媚なシュタルンベルク湖のほとりに位置している。法輪功学習者(以下、学習者)は2月12日、市庁舎がある教会広場キルヒパルツで、法輪功を紹介し、中共による法輪功迫害の真相を伝える活動を開催した。 活動は地域の人々の理解と支持を得た。

图1:二零二一年二月十二日,法轮功学员在德国斯坦贝格城(Starnberg)市政厅所在地教堂广场(Kirchpaltz)举办活动,一些路人当场跟着学员们学炼法轮功。

 2月12日、教会広場キルヒパルツの活動で、すぐに功法を学び始める通行人もいた

图2~4: 当地民众跟法轮功学员进行交谈,希望了解更多真相。

関心を持ち、学習者から話を聞く通行人

 人々は法輪功を学ぶことに興味を示す

 地元の学習者マリアさんによると、当日の活動で人々の反応がとても良く、何人ものドイツ人が法輪功を学ぶことに興味を示したり、地元の煉功に参加したいと言ったという。そのうちの1人の女性は「個人指導して欲しい」と希望し、マリアさんに煉功場の情報を聞いたという。

 ある夫婦は10年前にミュンヘンのウェストパーク煉功場で法輪功を学んだ後、自宅で法輪功の本を読み続けてきたという。学習者との接触がなかったため、彼らはずっと以前に学習者から提供された短縮版の煉功音楽を使っていて、最新版を知らないと言った。再び学習者と連絡を取ることができて、彼らはとても喜んでいた。

 マリアさんはまた、活動でよく耳にしたのは、人々が中国で起きていることを知っており、迫害に抵抗する学習者を支援するために署名したことだと述べた。

 「私たちには神が必要であり、救いが必要である」

 「我々には神が必要だ。救いが必要だ」と言いながら、ある60~70代のドイツ人女性はマリアさんが口を開く前に署名した。彼女は、中共による学習者への臓器狩りの残虐行為を止めるべきであり、中共の解体を声援すべきだと述べた。「ベストを尽くしてできることからやっていくべきだが、我々には神が必要だ」とマリアさんに言った。

 シュテンベルク湖の湖畔に住むこの女性は、自分の住む地域の多くの人が中共による民衆への迫害を知っており、中国人のために祈っていると語った。彼女は、主流メディアが迫害についての真実を報道していないとし、「実際、異なる見解を持つ私たちが多数派なのだ」と述べた。

 同じ見解を持っている人は他にも数人いた。ある若者のカップルは、中共の人権侵害に反対することを恐れているドイツの政治家の弱腰な態度に失望し、「誰も中国(の人権)について触れない。正常だとは思えない」と語った。

 社会のモラル低下を招いた中共を民衆が指摘

 中共による「真・善・忍」を修める学習者への弾圧に、国際社会の多くは知らぬふりをしてきたため、世界的な道徳水準の低下を招いた。この問題についてマリアさんとすっかり話し込んでしまった女性は、社会におけるモラルの低下を招いたのは「中共だけが原因ではなく、私たち自身にも一因がある」と言った。

 「人間は常に外面的なものを欲しがり、自らの心を見直さず、内面から問題の答えを見つけようとせず、内在する価値観を守ろうともしない」と女性は言った。マリアさんはそれに同意した。女性はさらに「悲しいことに、ドイツ人も今、言論に対する審査をしていて、ここでも圧力をかけられている」と付け加えた。

 ドイツ語版のエポックタイムズ誌を定期的に読んでいて、『悪魔が世界を統治している』という本を読んだことがある人もいた。ある女性は、有名な司会者もこの本を宣伝していて、自身は本の内容に同感しており、今の主流メディアは真実を報道せず、自分の意見に合う内容しか書かない。全てがコントロールされ検閲されていて、ドイツでは何をするにも簡単ではないと感じていると言った。そのため、彼女はテレビを見なくなり「こんなプロパガンダはいらない」と言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/15/420850.html)
 
関連文章