江蘇省塩城市の法輪功学習者9人に不当判決
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 【明慧日本2021年2月23日】(江蘇省=明慧記者)江蘇省塩城市の法輪功学習者9人が、2020年12月25日に不当な判決を宣告された。曹福林さんは懲役5年、王長明さんは懲役4年、鄧成芳さんは懲役3年6カ月、湯玉玲さんは懲役2年6カ月、孔令秀さんは懲役2年10カ月、呉佩文さんは懲役2年、卞金蘭さんは懲役2年3カ月、徐東幹さんと鐘秀鳳さんは懲役1年9カ月の実刑判決を宣告された。

 9人の学習者たちは2年近くも不当に拘禁されていた。鐘秀鳳さんと徐東幹さんは2021年1月下旬に帰宅した。

 塩城市政治法律政法委員会(610弁公室を直轄する組織)の関係者が2019年4月に洗脳班を開設し、心を修め善を重んじる学習者を連行し、様々な手段で学習者に信仰を放棄させようとした。

 塩城市公安局城南支局の朱という大隊長ら8人が2019年4月23日午前、学習者・鐘秀鳳さんの自宅に侵入し、鐘さん(68)を後ろ手にして手錠をかけ連行した。鐘さんの夫(73)は片足を切断しているため、自分の身の周りのことをほとんど自力でできず、毎日泣き暮らしているという。

 学習者・鄧成芳さんは、2019年4月24日の夜に連行され、湯玉玲さんは、4月25日の午後2時頃に連行され、孔令秀さんは、4月27日午後6時過ぎに連行された。 連行された学習者たちは皆、塩城市開放大通り39号の愛舎ホテル(洗脳班の所在地)に拘禁された。4月30日、卞金蘭さん、曹福林さんなどの学習者たちが連行された。当時、洗脳班では40人以上の学習者が拘禁されていた。

 2019年5月15日正午、曹福林さん(60代男性)、鄧成芳さん(60歳前後)、鐘秀鳳さん(60代)、湯玉玲さん(60代)、卞金蘭さん、孔令秀さん(50代)、徐東幹さん(60代)、王七さん(60代男性)が車に乗せていかれ、自宅の家宅捜索を受けた。警官らは学習者たちに手錠と足かせをかけて、孔令秀さんの自宅へ連れて行き、そして6人の学習者たちを下車させると、孔令秀さんの自宅前と玄関先で写真を撮った後、そこを離れた。

 警官らは孔令秀さんを自宅に連れて行くと、3回も家宅捜索を行い、パソコン2台、プリンター2台、カッター、ホッチキスなど私有物を押収した。2回目に自宅に連れ戻された時、家族は孔令秀さんと徐東幹さんの顔が腫れ上がっているのを見たという。

 2020年8月20日、曹福林さん、王長明さん、鄧成芳さん、湯玉玲さん、孔令秀さん、呉佩文さん、卞金蘭さん、徐東幹さん、鐘秀鳳さんに対する裁判が行われ、12月25日、それぞれに不当な判決が下された。

 これらの学習者たちは、中国共産党による21年以上の迫害の中で、何度も連行され、不当な実刑判決を下されたことがある。

 王長明さん(60歳前後の男性)は、かつて懲役3年の実刑判決を言い渡され、無錫刑務所に送られて迫害を受けたことがある。

 徐東幹さんは、2008年10月29日に連行され、懲役1年の実刑判決を宣告された。

 曹福林さんは、2010年4月21日、塩城市塩都区公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らにより連行された。当時、学習者・銭鳳成さん、陸愛娥さんも一緒に連行された。曹福林さんは警官らに殴られて負傷し、歩くことができず、全身が動けない状態になっていた。その後、曹福林さんは塩都裁判所により懲役5年の実刑判決を言い渡され、洪澤湖刑務所に拘禁された。

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(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/2/22/421213.html)
 
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