【明慧日本2021年2月28日】河北省刑台市の法輪功学習者・陳星伯さん(69)は、2019年11月24日、刑台市信都区(もとの橋西区)の公安国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行され、2020年8月26日、刑台市襄都区(もとの橋東区)裁判所に懲役3年の実刑判決を宣告され、2021年1月5日、河北省唐山刑務所に拘禁されて迫害された。
陳さんは、退職する前は刑台ラジオ放送局の編集主任、特定番組部の副主任だった。1990年5月に「河北省優秀児童労働者」の称号を授与した。数年来、陳さんが取材し編集した十数個の番組は全国の優秀なラジオ番組コンクールの中でそれぞれ1位、2位、3位を受賞した。
1990年と1994年、陳さんは2度、刑台市役所によって昇進給与する奨励を授与された。1997年5月に中共刑台市委員会、特別に貢献した人に贈られる刑台市専門技術最優秀人材賞を授与した(政府の手当を享受する)。その事績は新聞雑誌、ラジオ放送局で特別報導されたことがある。
陳さんはいつも昼夜を問わず働き、過労のため病気になり、心臓の弁膜の三尖弁閉鎖不全症で、右心室の肥大は静脈のうっ血を引き起こし、全身浮腫などの一連の難病を患った。様々な治療を受けたが、効果は非常に少なく、そのため法輪功を学び始めた。間もなく、多種の疾病はいつの間にか無くなった。
法輪功は、法輪大法とも呼ばれ、上乗の佛家修煉大法で「真・善・忍」を原則として人々に修煉を指導し、簡単で優美な五式の功法で、修煉する人はきわめて短時間で心身の浄化、道徳の向上に達することができる。また「真・善・忍」に基づいて法輪大法を修煉して良い人になり、社会にも利益をもたらす。
2005年、陳さんの勤務先は、彼に新しい大きな家を提供したが、彼は他人に譲った。自分は今でも依然としてビルの5階の60㎡の古い部屋に住んでいる。ある時、彼は道で財布を拾い、その場所で三時間、落とし主を待っていた。財布を落とした人は陳さんに謝礼を渡したが、彼は笑って受け取らずに立ち去った。このような事は数多くあった。
2019年11月24日午前7時、陳さんはビルから降りて野菜を買いに行こうとしたところ、ビルの階下で刑台市橋西公安支局国保の大隊長・宋嘉煕と警官に連行され、家財を差し押さえられた。その夜12時、陳さんは刑台市第一留置場に不当に拘禁された。
2020年1月9日、陳さんは刑台市橋西公安支局から刑台市橋東区検察庁に濡れ衣を着せられた。警察署、検察庁、裁判所は互いに結託し、2020年8月26日、陳さんは刑台市襄都区(もとの橋東区)裁判所に勝手に懲役3年の実刑判決を下された。家族は刑台市中級裁判所に控訴したが、中級裁判所は冤罪の判決を維持した。2021年1月5日、陳さんは河北省唐山刑務所に拘禁されて迫害された。