湖南省株洲市の劉春琴さん 懲役4年の不当判決
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 【明慧日本2021年3月7日】湖南省株洲市の法輪功学習者・劉春琴さん(46歳女性)は、2020年11月6日に開廷され、懲役4年の実刑判決を宣告された。その際、弁護士が弁護する権利を奪われたという。

 劉さんは2020年5月に身柄を拘束された。市の蘆淞区裁判所は劉さんには指定の弁護士がいるという理由で家族に弁護士を雇わせなかった。その後、家族の強い要求で自ら弁護士を雇うことが許された。

 予定では劉さんは2020年10月29日に開廷されるはずだったが、当日、株洲市国内安全保衛部門(法輪功の迫害の実行機関、以下、国保)および蘆淞区裁判所は弁護士を不当に拘束し、裁判は止むを得ず中止になった。その後、家族と弁護士は何も知らされないまま、劉さんは2020年11月6日に秘密裏に開廷され、懲役4年の不当な判決を宣告された。劉さんは中級裁判所に控訴したが、12月に原判決維持の判決を出された。

 その期間、家族と弁護士は何度も裁判所、検察庁に状況を尋ねたが、何も教えられなかった。2020年12月末、家族は初めて劉さんがすでに2020年11月6日に懲役4年、12月2日に原判決維持を宣告されたことを知らされた。家族はそれからずっと控訴している。

 2020年5月27日午後、劉さんは法輪功の無実を伝えた時、天元区泰山路派出所に身柄を拘束され、留置場に送られた。派出所は家族に知らせなかった。そのため、家族は劉さんが行方不明になった翌日、やっと劉さんの情報を知った。15日後、劉さんは解放されず、家族にも何の情報も知らされなかった。

 家族は何度も担当の警官・徐漢に情報を聞いたが、案件は天元区国保大隊に送ったと言われた。家族はまた天元区国保大隊・陳耕良を訪ねた。陳から、劉さんは刑事拘束となり、案件は市公安局に提出したと聞いた。家族は市公安局へ行くと、案件は天元区国保大隊が管理していると言われた。しかし、天元区国保大隊は案件を検察庁に提出し、劉さんへの逮捕状も発付されたと言った。家族はまた検察庁を訪ね、検察庁側は案件が天元区国保大隊の所にあると主張した。このように、家族はなかなか正確な情報を得ることはできなかった。

 2020年10月11日、家族は案件が蘆淞区検察庁から蘆淞区裁判所に起訴されたことを聞き出せた。劉さんは10月26日にオンラインで開廷され、株洲市法律援助センターが指名した弁護士は有罪だと主張し、家族の弁護も許されなかった。

 家族は指名された弁護士による有罪弁護を断固反対し、弁護士を雇い無罪弁護をすることを強く求め、法廷は10月29日に延期された。しかし、29日当日、株洲市国保大隊と蘆淞区裁判所は家族が雇った弁護士を不当に拘束し、出廷させなかった。そのため、裁判は取り止めとなった。しかし、その後、劉さんは懲役4年の不当な判決を宣告された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/4/421638.html)
 
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