【明慧日本2021年3月9日】フランス・パリの一部の法輪功学習者達(以下、学習者)は、2月27日と28日の午後、それぞれサンミッシェル広場(Place Saint Michel)とオペラ座広場で法輪功迫害の実態を伝え、署名を集めるイベントを行った。ある市民は記者に対して「人々が皆目覚めた時、世界に変化が生まれます」と語った。
パリでは、日中の人の出入りが認められているが、夜間は外出禁止令が施行されている。疫病発生の影響は有名な文化芸術の都市にも依然として暗い影を落としている。学習者達の平和的で穏やかな煉功動作を見て、人々は立ち止まった。ある人は法輪功の煉功動作を学び、また資料、チラシを手にとって迫害事実の実態を知った。多くの人が署名して、中国共産党(以下、中共)の法輪功に対する迫害に反対した。ある人は学習者に対して親指を立てて(良いという意味)彼らの行動を賞賛した。
2月27日午後、学習者はサンミッシェル広場で法輪功迫害の実態を伝えて迫害制止を呼びかける署名活動を行った。 |
学習者達がカルチェラタンのサンミッシェル広場で法輪功の功法を実演している。 |
サンミッシェル広場を往来する人々は、署名をして中共の法輪功に対する迫害に反対した。 |
2月28日午後、学習者たちはオペラ座広場で功法を実演している。 |
パリの若者たちがオペラ座広場で法輪功の煉功動作を学んでいる。 |
オペラ座広場で、人々は署名して迫害停止の呼びかけを支持する。 |
ハモン(Hamon)さんは高校の教師で、物理と化学を教えている。ハモンさんはオペラ座広場で学習者と長いあいだ話し合い「中共は自分とは異なる政治を全て威圧する強権統治の例で、人々の自由への成長と無知から抜け出すのを阻害する、それは反人間的です。グローバル化システムを通して私達の行動を追跡し、国家利益と一部の団体がその富を手にし、庶民の利益を損ないます」と語った。
また、ハモンさんは「このシステムは正しくありません。学習者に対する心身への迫害は犯罪です」と言った。最後に、ハモンさんは学習者に勇気を持ち続けるように励ました。「これら全てが変わるでしょう、忍耐と時間が必要です」
フローリー・テレーズ(Florie Therese)さんは、コンピューターの会社に務めている。彼女は学習者が中国で迫害され、生体臓器狩りをされている事実を知った時「世界が、このような迫害(生体臓器狩り)は許されないと悟った時、ようやく変化が生まれるのです」と言った。
フローリーさんは「人が持つ信仰の力がこのような残虐な行為を超越し、抵抗し忍耐することが出来ると信じています。それで困難に打ち勝つことができるのです」と話した。
最後に彼女は「独裁国家では、表現や思想の自由、信仰の権利が否定されます。どの国であってもこれらの権利を奪うことは許されません。人権は生れつきの権利であり、人々が自由に生きることが最も重要な事なのです」と話した。