10年間拘禁された卿立菊さんを洗脳班まで連行
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 【明慧日本2021年3月18日】(四川省=明慧記者)四川省彭州(ほうしゅう)市蒙陽鎮の法輪功学習者(以下、学習者)・卿立菊さん(50)、付順菊さん(70代)、徐志瓊さん(60代)の3人が、2021年3月9日午前、私服警官により蒙陽鎮派出所まで連行された。派出所の警官は、学習者3人の靴、服のボタン、ファスナーを切り裂き、法輪功の書籍を踏みつけた。最後に、卿さんは黒いカバーを頭に被せられ、新津洗脳班まで連行された。

 3月9日の朝、徐さんは監視を続けていた私服警官らに連行された。連行の時、徐さんが抵抗した際に、数人の警官らにロープで縛り付けられ、手に怪我を負った。

 3月9日午前9時、卿さんと付さんは蒙陽鎮の物流市場で、人々に法輪功迫害の実態を伝え、USBメモリーを寄贈した時、尾行していた私服警官により連行された。

 蒙陽鎮派出所まで連行された3人の学習者は、リュックの中を調べられ、身体検査を強要された。警官は3人の靴、服のボタン、ズボンのファスナーを切り裂き、所持していた資料とUSBメモリーを押収した。

 3人の自宅もそれぞれ家宅捜索を受け、卿さんのパソコン、法輪功の書籍、私有財産、および付さんの40冊以上の法輪功の書籍が押収された。警官は忠告にも耳を傾けず、法輪功の書籍を蹴ったり踏みつけたりした。

 蒙陽鎮派出所の所長および彭州市の警官十数人が、今回の連行に関与した。そのうちの1人は女性だった。

 3人は順番に単独で取り調べられ、3月10日の午後6時、卿さんは黒いカバーを頭に被せられて新津洗脳班に送られた。午後7時、徐さんと付さんは解放されて帰宅した。

 かつて、卿さんは懲役10年を宣告された

 2009年10月23日午前、当時38歳だった卿さんは、警官らにより広漢市留置場まで不当に連行された。当時、警官・楊永彬は「すでに2カ月以上尾行していた」と自慢げに言った。

 卿さんの姉と母親は楊永彬を訪ね、法輪功を学ぶことは合法であり、国のいかなる法律や規則にも違反しておらず、また、憲法には信仰の自由も定められていると伝えた時、楊永彬は「理屈を言いたいなら、弁護士を探して裁判所に行け」と言って、聞く耳を持たなかった。

 その後、卿さんは不当に懲役10年の実刑判決を宣告された。現在、卿さんは再び新津洗脳班まで連行され、以来、一切の情報が入っていない。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/3/16/422141.html)
 
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