【明慧日本2021年4月8日】(黒龍江省=明慧記者)黒龍江省佳木斯市の法輪功学習者・孫艶環さん(62)は2017年10月、一審裁判所に不当に懲役3年の実刑判決を言い渡された。それを不服として、孫さんは控訴したが、2021年3月28日、佳木斯高等裁判所より「一審判決を維持する」と告げられた。
孫艶環さん |
法輪功を学んだ後の孫さんは、「真・善・忍」の基準で自分に要求し、個人の利益や損得を気にしなくなり、仕事や生活に対しても前向きに取り組んでいた。
義父と義母は早くに亡くなり、孫さんは当時まだ幼かった義弟に対して、母親のように面倒を見ていた。孫さんの優しい人柄を友人や親戚はみんな知っている。
2015年12月24日午前8時頃、孫さんは連行され、15日間拘束された後、佳木斯留置場に拘禁された。2016年1月29日、孫さんは保釈されたが、ずっと警官らに監視されていた。
2016年11月8日午前8時、孫さんは「話がある」と佳木斯市東風公安局建国路派出所に呼び出された。そして連行され、再び留置場に拘禁された。
2017年7月14日、孫さんは不当に起訴された。期間中、孫さんの健康状態はますます悪化し、自分の身の回りのことができなくなるまで深刻になった。
2017年9月27日と2017年10月16日、孫さんは2回不当な裁判を受け、同年10月19日、一審裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。孫さんは不当な判決を不服として、体の激痛に耐えながら控訴状を書いた。
2017年11月27日、留置場と佳木斯高等裁判所は共同で、孫さんに執行猶予付きの懲役3年、即ち懲役3年執行猶予5年を決定し、罰金1万5000元を科した。
2021年3月28日、佳木斯高等裁判所は一審判決を維持した。現在、孫さんは体調不良のため、自宅に戻されたが、地区司法局の人員に監視されている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)