遼寧省第二女子刑務所第一監区で、法輪功学習者が受けた迫害
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 【明慧日本2021年4月18日】遼寧省第二女子刑務所は2019年8月31日に設立され、その後、遼寧女子刑務所の第三、第八、第十監区は第二女子刑務所に移動した。

 懲役7年の実刑判決を下された瀋陽の法輪功学習者・李宗蘭さん(70歳女性)は2020年末、遼寧第二女子刑務所第一監区に移送され、そこで転向を強要された。李さんは歯が悪くて食事が遅かったり、トイレに行っているときの監視役の尾行を嫌ったりしたため、常に殴打され、きつい労働を強要されていた。

 懲役7年の刑を受けた大連の学習者・胡志芹さん(60代女性)も第二刑務所に拘禁された当初、第一監区で殴打されたり、罵られたりして、転向を強要された。胡さんの目は充血しており、片目はすでに失明した。それにもかかわらず、胡さんは毎日刑務所工場で十数時間以上働くことを強いられている。

中共酷刑示意图:殴打、撞头

中国共産党による拷問のイメージ図:殴打され、頭を壁にぶつけられる

 大連の学習者・曹娥さんも第二刑務所に移送された時、4カ月間トイレットペーパーの使用を禁止され、自ら水を用意して洗うしかなかった。衣服は1セットしかなく、洗濯した後、濡れたままの服を着て自然に乾くのを待つしかなかった。濡れた服を着ながら寝る時もあった。

 懲役3年6カ月の実刑を科された学習者・孫正玉さんは遼寧刑女子務所で独房に監禁され、両手を背中に回されて手錠をかけられ、口をテープで封じられたこともある。第二女子刑務所に移送された後、ある日、食堂で立たせられるという体罰に抗議したため、数人の受刑者らに事務室まで引きずられ左肩甲骨と右ひじの骨が突き出た。孫さんは手錠をかけられて独房に17日間監禁された。骨が出たため、胡さんは治療を求めたが、刑務所側に拒否された。

 学習者・林景萍さん(40代女性)は第二女子刑務所で数人の受刑者により交代で睡眠を剥奪された。また、靴の中に法輪功創始者の名前を書かされ、「電話をして父親を痛めつけるぞ」と脅されたり、転向を強要されたりした。

 学習者・谷秀華さん(50代女性)、姜軍さん、趙静さん(70代)及び2人の他の学習者たちも第二女子刑務所第一監区で独房に監禁され、重労働をさせられた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/12/423277.html)
 
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