内モンゴルの段蓮英さん 車の中で不正裁判
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 【明慧日本2021年4月21日】内モンゴル自治区赤峰市新城区の法輪功学習者・段蓮英さんは2019年12月、警官らによって連行された。そして拘禁され2020年10月、裁判官は車の中で段さんに対して不当に開廷した。その後、段さんは懲役3年の判決を言い渡されたが、判決を不服として赤峰市中級裁判所に控訴した。

 段さんは2018年1月2日、法輪功が迫害されている事実を伝え、法輪功迫害に関する文言が書かれたカレンダーを配ったが、一般の人と同じように装っていた私服警官がそのカレンダーを受け取った。そして、1月4日、段さんは連行され家宅捜索された。松山区留置場に拘禁された段さんは、断食して迫害に抗議し1月10日に解放されたが、放浪生活を余儀なくされた。

 赤峰市紅山区と西城派出所の警官は、法輪功学習者・于桂蘭さんを監視していた際、段さんが于さんの家を訪ねたことが分かり、段さんへの行動追跡を始めた。

 2019年12月12日、赤峰市紅山区の警官は、元宝山で借りていた家で段さんを連行した。そして、段さんは再び松山区留置場に連れ込まれた。

 2020年10月のある日、松山区裁判所は段さんに開廷することを通知した。段さんは裁判所側に弁護士を雇いたいと伝えたが、裁判所は弁護士を雇うことを許さず、強行的に開廷しようとした。

 段さんは法律に基づき、弁護士がいない不当開廷に抗議したが、裁判官に強引に車の中に押し込まれ、車の中で不正裁判が行われた。

 実刑判決3年を宣告された段さんは、判決に不服を申し立て赤峰市中級裁判所に控訴した。しかし、当局の裁判所は法律を無視し、「原判決維持」との結果を下した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/16/423418.html)
 
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