昆明市の侯文勤さん 連行され行方不明
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 【明慧日本2021年5月9日】法輪功学習者・侯文勤さんは、2021年4月15日に雲南省昆明市の昆明官渡区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と金馬派出所の警官に自宅から連行され、10日以上経過したが、未だに行方不明である。

 2021年4月15日午後11時30分頃、昆明官渡区国保と金馬派出所の警官5名(警察番号055143の李武、警察番号014634の劉文龍を含む)が侯さんの自宅に侵入した。警官は、法律関係の書類を一切提示せず、デスクトップパソコン本体、ノートパソコン、USBメモリ数台、MP3、師父の写真、数十冊の大法の本、共産党についての九つの論評、その他の私物を押収した。その後、侯さんは警官に自宅から連行された。

 警官が家宅捜索をしたときには誰もいなかったし、家宅捜索後に家族は「物品リスト」を渡されていなかった。

 侯さんが連行された後、家族は金馬派出所に侯さんの解放を求めに行ったが、警官は侯さんの居場所は知らないと答えた。家に戻った家族は、侯さんの居場所を聞くために電話をかけ続けたが、警官は侯さんが拘束されていることを告げた。家族は何度も質問したが、警官は侯さんを家宅捜索をして拘束した法的根拠を家族に伝えず、侯さんがどこに拘束されているかも教えなかった。

 現在まで10日以上経過したが、家族は公安当局からの拘束通知を受け取っておらず、侯さんがどこで拘束されているのかもわからない状態である。

 昆明水力発電14局で働く侯さん(50代、男性)。 2012年3月19日、会社の従業員に真実を伝え、神韻のDVDと法輪功迫害に関する資料を渡したと陥れられ、連行され、家宅捜索をされた。懲役3年の不当判決を言い渡され、出所後に昆明水力発電局での仕事を強制的に解雇された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http: //www.minghui.org/mh/articles/2021/4/30/424004.html)
 
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