【明慧日本2021年5月13日】北京市豊台区に住む81歳の法輪功学習者・郝庭珍さんは、先日、豊台区裁判所から刑務所外での懲役1年間の不当判決を受けた。郝さんは、自分に対する迫害を直ちに停止し、1年の判決を取り消すことを要求した。
2019年1月13日、郝さんは法輪功迫害に関するシールを貼り付けるために外出したところ、豊台区蒲黄榆派出所の呉という警官に見つかり、派出所に連行された。その後、魏建東副所長は数人の警官を率いて郝さんの家に行き、家宅捜索を行い、大法の書籍、大法に関する資料、その他多くの私物を押収した。
1月14日、郝さんは瀘溝橋留置場に送られ、身体検査されて入所を拒否され、1年間の仮保釈を言い渡された。この間、派出所の劉紅軍と住民委員会の劉婷が頻繁に郝さんの住居を監視し、何度も嫌がらせをして、郝さんの通常の生活に影響を与えた。
2019年5月、郝さんは住民委員会とコミュニティの党委員会に、「私は法輪功を修煉しており、共産党の要求を満たしていないので、党から脱退します」という正式な申請書を提出した。しかし、党委員会は脱退させてくれないばかりか、党費を何度も要求してきたので、郝さんは「共産党からの脱退を宣言したので払いません」と言った。
2020年10月、郝さんは東方病院に連れて行かれて健康診断を受けたが、不合格だった。
11月、北京豊台裁判所は郝さんに1000元の罰金を科し、豊台瀘溝橋留置場に連行した。その後、郝さんは指定病院に連れて行かれて検査を受けたが、血圧測定で不合格だったので、留置場は郝さんの受け入れを拒否した。北京市豊台区裁判所の胡春生裁判官と劉瑞珍書記官がこの裁判に参加し、郝さんは党から追放された。
2021年3月17日、裁判所は郝さんを司法局に連れて行き、郝さんの携帯電話にも追跡装置を取り付け、郝さんに裁判所側の不当な手続きを履行させようとしていた。郝さんは協力せず、迫害を否定し、迫害の即時停止と刑務所外の懲役1年間の判決の取り消しを要求した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)