山東省の警官・梁耀敏さんが不当拘禁、健康状況が悪化
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 【明慧日本2021年5月15日】山東省煙台海陽市60歳の法輪功学習者・梁耀敏さんは、2021年9月、海陽市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関・以下国保という)と辺防派出所の警察官に連行され、煙台福山留置所で3ヶ月拘禁された。現在、梁耀敏さんの健康状況が悪く、重い心臓病を患い、太ももの震えを自分で止めることができない状態である。

 時々、梁耀敏さんの片方の太ももが震え始めると、もう一方の太ももを、震える方の上に置いて、抑制する。震えが酷い時は、心臓に激痛がはしり、苦しくて極めて危険な状態に陥ちいる。しかし、どれほど危険な状態下であっても、警官は梁耀敏さんの保釈請求を断っている。

 この前、海陽公安局の警察官が梁さんの体が悪いという弱点を利用して、保釈の条件として、公安局が提出した「証拠」、「罪状」は彼女と関係があると認め、さらに「懺悔書」を書くなら保釈できると言った。梁耀敏さんは自身の健康状態が良くないことを考慮し、一部の条件を受け入れた。その後、警察官らが嘘を付いたとわかるようになり、紀律検査委員会に警察官らの違法行為を手紙で告発した。

 梁耀敏さんの弁護士、家族は海陽公安局に保釈の申請を提出したが、海陽公安局から「罪を承認しない、態度が悪い」という口実で断れられた。

 梁耀敏さん、62歳、海陽市公安局刑事警察痕跡検査エンジニアであり、3級警察官であった。素晴らしい専門技能を持っているため、彼女の検査によって摘発できた大きな案件が多く、全省では滅多にない女性検査技術者だった。しかし、頭と体の使い過ぎから、過労で全身病気だらけになった。1996年1月20日、梁さんの友達が、健康的な体になるために、法輪功に関する資料を送ってきた。2週間の修煉で、梁さんの体は改善され始め、1ヶ月たつと、体が全快した。

 梁耀敏さんに起きた奇跡は、当地の公安システムや、海陽市の中で、ニュースのように広まっていた。法輪功を学ぶために、梁さんの自宅を訪れる人が多かった。海陽市の数人の副書記、市長、市長の家族などが梁さんに功を教えて貰い、海陽市公安局の局長などは、梁さんに公安局会議室で功を教えるビデオを流してもらった。自分自身に変化があったため、梁さんは心よりこの功法が本当に素晴らしく、身体健康を達成する事ができるだけでなく、道徳水準も向上する事ができ、社会の精神文明にも大きな促進の役割を果たしていると思っている。梁さんはより多く人が学法煉功することを喜んで手伝っていた。

 しかし、1999年7月、中国共産党は法輪功を弾圧し始めた。梁耀敏さんは信仰を堅持するというだけで、不法に拘禁されたり、公職を辞められたり、精神病院で拘禁されたりした。さらに労働教養、不当判決、年金支給停止などの迫害を受けた。2007年7月14日、梁耀敏さんは、母親にご飯を届けに行く途中、再び、煙台610弁公室、海陽610弁公室の警察官に連行されると、不法に4年間の判決を宣告され、山東省女子監獄で拘禁されていた。2011年7月13日から9月27日まで、招遠玲瓏鎮洗脳班で迫害を受けた。

 近年、梁耀敏さんは現地の司法の人や警察官に嫌がらせを受けた。2020年6月13日の午前9時、5、6人の制服姿や私服の男性が、梁さんの服装店へ来て、梁さんにまだ法輪功を修煉しているかどうかを聞いた。1人が質問して、2人はビデオを撮っていた。

 2021年1月9日、梁耀敏さんは海陽市国保と辺防派出所の警察官に連行された。店のものや、自宅の鍵などを押収され、その後家財を差し押さえられた。前後2回は、修煉に関する物や、店のプリンター、パソコン、携帯、及び大法の書籍、及び師父の写真などが押収された。

 その日、国保の警察官がおよそ8名の法輪功学習者を連行した。梁耀敏さん、張俊峰さん、張吉国さん、王成剛さん、紀力キョウさん、隋偉麗さん、于海勇さん、王雪梅さんであった。その後、1月11日に、幼稚園園長の王娟さんも連行された。

 海陽市は現地の法輪功を迫害するために、専門組を成立した。責任者は海陽国保大隊の教導員・ソウ振波であり、その同時に、曾て法輪功を酷く弾圧していた于正が戻ってきた。

 2021年1月11日、梁耀敏さんと他の法輪功学習者は一緒に煙台牟平留置所に拘禁された。2月7日、梁耀敏さんは不法に逮捕すると宣告され、煙台牟平留置所から煙台福山留置所まで移された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/9/423141.html)
 
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