瀋陽市の韓インさんが何度も迫害され 年金減給
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 【明慧日本2021年5月15日】瀋陽市の法輪功学習者・韓インさん(67歳女性)は法輪功の修煉を堅持していたため、中国共産党に何度も迫害された。2015年11月、江沢民を告訴したため懲役4年の実刑判決を下され、年金を減給されてすでに3年6カ月を超えた。

 法輪功を修煉して心身ともに健康になり 道徳観が高まった

 韓さんはかつて体のすべての臓器が病気に罹り、1987年に心臓の手術した後は薬が離せない状態で、心臓停止が何回も起きていた。

 1996年4月、会社の同僚から法輪功を紹介してもらった。法輪功を学んでから1カ月も経たないうちに、韓さんは全身が軽く感じ、風を切るように歩き、自転車に乗っても誰かに後ろから押されているように感じた。人生で初の軽やかさと幸せを実感できた。

 学法煉功・心を修めるにつれて韓さんは道徳観も段々高まっていた。1年も経たないうちに、身体のすべての症状が消えた。親族や友人たちは韓さんの変化を目の当たりにして皆不思議に思っていた。

 修煉した後、韓さんは大らかになり、謙虚で寛容な性格になり、知人たちの間で評判となっていた。

 修煉を堅持しただけで何度も迫害された

 2001年9月、韓さんは法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したため現地の派出所警官らに連行された。派出所で、ある私服警官が韓さんを掴み上げて、地面に投げつけたため、韓さんの頭は地面に激突してすぐに卵大の大きさほど腫れ上がり、意識不明になった。ある女性警官が韓さんの胸に手術の傷痕が残っていることに気づいて男性警官の暴行を制止した。続いて、韓さんは家宅捜索を受け、留置場に収容されて21日間拘禁された。

 2007年、韓さんは再度連行され、留置場に1カ月拘禁された。

 2015年11月、韓さんは江沢民を告訴したため、再度連行され、留置場に拘禁された。翌年4月、懲役4年の実刑判決を宣告され、罰金5千元を科された。

 遼寧省女子刑務所で受けた迫害

 韓さんは遼寧省女子刑務所に健康上の問題で入所基準に満たさなかったため、刑務所病院に拘禁された。そこで法輪功を誹謗中傷するビデオを見ることを強要された。刑務所の刑務官は様々な手段で韓さんを転向させるようにしていた。監視役の受刑者2人は韓さんを半月にわたって立たせたり、しゃがませたり、太ももや腕を掴んで痛めたりした。同病院のもう1人の50代の学習者は迫害されて涎がたくさん出ていた。監視役の受刑者1人は「見てみろ、こんなに涎が出ているのは精神病の薬を飲ませられたからだ。お前も転向しないと、同じようになるぞ」と学習者を指さしながら韓さんに言った。

酷刑演示:拳打脚踢

拷問のイメージ図:殴ったり蹴ったりする

 ある30代の女性刑務官は「何でお前を病院に拘禁しているのかわかるか? お前は心臓病があるから、ここでどんな原因で死んでも病気で急死となるので、死んでも誰にも責任がない」と言った。監視役の受刑者らは韓さんを監視カメラのない部屋に連れていって、様々な拷問をした。韓さんは全身傷だらけになった。それにもかかわらず、自分で800元を支払って健康診断を受けるように強要された。その後、病気や傷だらけの身体の状態で労働を強要された。

 年金を減給された

 2019年8月、韓さんは冤罪を終えて帰宅した。韓さんは4年の拘禁中、瀋陽市鉄西新区の社会保障センターから2年間分の年金しか支給されていないかった。韓さんは解放された後、2019年9月~2020年8月、毎月685元(約11,000円)しか支給されていなかった。2020年9月から現在までは、毎月715元(約11,500円)しか支給されていない。

 
(中国語://www.minghui.org/mh/articles/2021/4/30/424008.html)
 
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