懲役9年の判決を受けた会計士 再度起訴される
【明慧日本2021年5月31日】湖南省湘潭県の会計士、法輪功学習者・莫利チョンさんは今年2月5日夜、外出していた際、現地の派出所警官らに連行され、留置場に拘禁された。5月初め、莫さんの書類は検察庁に回された。
莫利チョンさん |
莫さんは1970年4月生まれの湖南省湘潭県の出身で、北京大北農グループ衡陽支社の財務責任者を務めたことがあった。1997年5月、天津で勤務していたときに法輪功の修煉を始め、修煉してから、人間の生きる意味とは何かを理解できた。
1999年7.20、中国共産党が法輪功への弾圧を開始した後、莫さんは法輪功の修煉を堅持していたとして、何度も連行され、拘禁された。湘潭市610弁公室で尋問されていた際、莫さんは警官らに殴られたり、蹴られたりした。2003年8月、莫さんは長沙で連行され、懲役9年の実刑判決を言い渡された。服役の期間、莫さんは仕事場の部署を除籍され、夫も当局からの圧力によって莫さんと離婚した。
服役が完了して莫さんは広州にやってきて、ある会社の財務マネージャーを務めた。父母と子供に会うために莫さんは休みの期間に時々湖南省湘潭に戻っていた。
今年2月初め、莫さんは父母と子供と共に旧正月を過ごすために湘潭に戻った。5日、夜9時頃、莫さんが出かけていたところ、派出所の警官らに連行された。原因は莫さんが持っていた黒い袋に何冊かの法輪功の小冊子が入っていたという。警官らは莫さんの家に駆けつけて家宅捜索をしたが、何も見つからなかった。
現在、莫さんは不当に逮捕状が発布され、起訴された。
莫さんの関連情報は下記参照。
「法輪大法は素晴らしい」と叫んだ莫利瓊さん 独房に拘禁される
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)