北京市の楊婉馨さんは濡れ衣を着せられ、半身不随の夫が死亡
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 【明慧日本2021年6月2日】(北京市=明慧記者)北京の法輪功学習者・楊婉馨さん(65)は、自宅で連行され、北京市の石景山区留置場に拘禁されてから9カ月以上が経過した。2021年4月、楊さんを罪に陥れる公文書が石景山区裁判所に回された。半身不随の楊さんの夫は、妻が迫害されたため生きる希望を失い、4カ月前に亡くなった。

 2020年8月21日、身元不明の集団が石景山区双錦園団地にある楊さんの自宅に乱入した。それらの者たちは制服を着用せず、捜査令状もなく、理由も告げずに、暴力的な手段で一般市民の身柄を拘束した。そして、楊さんの自宅を思う存分家宅捜索を行い、パソコンやプリンターなど1000元以上の価値がある家財を押収した。後でわかったことだが、彼らは石景山魯谷派出所と石景山国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官だった。

 楊さんは娘と一緒に石景山魯谷派出所に連行され、半身不随の夫は家に放置されたままであった。数時間後、娘さんは解放され帰宅した。

 2020年12月、楊さんの夫は、妻が迫害され生きる希望を失ったため、亡くなった。

 2020年12月、楊さんを罪に陥れる案件の公文書は、石景山検察庁に渡された。

 2021年4月、楊さんを罪に陥れる公文書が石景山区裁判所に回された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/5/31/426422.html)
 
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