深圳の傅暁莉さんに懲役2年の実刑判決
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 【明慧日本2021年6月11日】(広東省=明慧記者)深圳市の法輪功学習者・傅暁莉さん(47)は、2020年2月29日、警官に連行されて濡れ衣を着せられ、そして2021年4月21日、深圳塩田区裁判所に懲役2年の実刑判決を言い渡された。現在、傅さんは判決を不服として控訴している。

 傅さんは修士号を取得し、鄭州大学商学院の元教師で、外資系企業の財務責任者を歴任した。彼女は1999年3月に法輪功を学び始め「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、心身ともに恩恵を受けた。しかし、中国共産党(以下、中共)による法輪功への残酷な迫害の中で、傅さんは中共の関係者に連行されて不当に拘禁され、拷問を受けたほか、鄭州大学に公職を除名された後、北京のある会社にも解雇され、離婚せざるを得なかった。

 再び連行され、懲役2年を宣告される

 2020年2月29日、傅さんは深圳市羅湖区の警官らに「体温を調べる」と騙され、家のドアを開けて連行された。情報筋によると、羅湖支局の副局長が逮捕令を下したため、乗り気にならなかった警官らは、形式上で家宅捜索を行って傅さんを連行したという。

 傅さんは4回も深圳南山留置場に連れて行かれたが、手続きに不備があったため入所を拒否された。留置場の関係者は疫病の期間中に無差別な連行に対して、不満を訴えた。そして、傅さんは手錠と足かせを付けられ、南山留置場から深圳第四留置場に移送され、最後に羅湖留置場に拘禁された。

中共酷刑示意图:手铐脚镣

拷問のイメージ図:手錠と足かせを付けられる

 94日間拘禁された後、傅さんを罪に陥れる資料は、深圳塩田区検察庁に渡され、傅さんも塩田留置場に移送された。

 2020年10月28日、傅さんに対する裁判が塩田区裁判所で行われた。2021年4月21日、傅さんは塩田区裁判所により懲役2年の実刑判決を宣告された。

 2021年5月3日、傅さんは控訴した。 現在、傅さんは塩田留置場のA18倉庫に拘禁されている。

 連行されて拷問を受ける

 2004年7月、傅さんは北京市国家安全局の警官らに連行され、15日間連続して睡眠を剥奪され、顔に水をかけられ、眠気を覚ますオイルを目に付けられ、殴られ、長時間立たされ、スタンガンで電気ショックを与えられ、爪で皮膚をつねられ、髪の毛を引っ張られるなどの暴行を受け、最後には体中に黒、紫、赤の傷跡が残って、見ていられないほどであった。

中共酷刑示意图:殴打、撞头

拷問のイメージ図:殴打され、頭を壁にぶつけられる

 2004年8月、傅さんは拷問を受け、足が大きく腫れ上がって、靴を履くことができず、左足が部分的に感覚を失い、1カ月以上足を引きずっていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/7/426691.html)
 
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