文/海外の大法弟子
【明慧日本2021年6月29日】
尊敬なる師父、こんにちは!
同修の皆さん、こんにちは!
法を正す情勢が進む中、師父のご加持の下で、英文大紀元時報の購読と影響力は過去2年間で飛躍的な成長を遂げました。その中で自分の修煉体験を発表させていただきます。
観念を変え、大法の力が現れ、目標が達成する
2019年の初めに、英文大紀元時報はユーザーサブスクリプション経営を開始しました。当初は、小チームで試み、徐々に、より多くの力を投入し始め、大きく発展する準備が整いました。
私は以前、ウェブサイト、ソーシャルメディア、広告販売などの経験があったため、経営陣は、私の経験とスキルがサブスクリプションのプロモーションに役立つことを望みました。しかし、初期段階ではすべてが未成熟でした。私の主な仕事は広告収入を続けて増やすことで、それに対して大きな目標を持っていました。私にとって、サブスクリプションプロモーションは未知の領域で、時間をかけて勉強するほか、新しいチームに慣れる必要もありました。新しい仕事を受けた私は、いつも広告の企画会議に参加した後、サブスクリプションの検討会議に参加しなければなりませんでした。二つのチームの間には、人力や財力の資源と目標の競合が発生することもよくあり、バランスを取るのが難しく、仕事のプレッシャーは大きかったのです。
ある日、私が落ち込んでいたとき、上層部の2人の幹部が別々に私のところに来て、購読の重要性と将来性を話し、年末までにある有名な新聞社の購読数に達成するよう、方法を考えてほしいと言われました。私の最初の反応は非常に抵抗的で、「私を過大評価しすぎていないか? どうやってそれが可能になるか?」と思いながらも、真剣に受け入れなければなりませんでした。いかにサブスクリプションを増やせるか、さまざまな方法を考えていましたが、考えれば考えるほど不可能だと思ってしまいました。自分のネガティブな考え方が間違っていることに気づき、内に向けて探し始めました。「なぜそんなに難しいと思うのか? なぜ心から抵抗しているのか?」と自問しました。
その時、師父の説法を思い出しました。「師父は以前、このように話されたことがあります。『あなたの望む次元まで修煉することができる』ということです」[1]と語られました。
「どうして私は始める前から不可能だと結論づけるのか? どうして自分に上限を設けようとするのか?」、 師父は私たちの修煉に上限を設けられていません。
師父は「大法弟子が作った新聞は将来全世界で最も大きな新聞になります。(拍手) なぜならば、それらのでっち上げを作ったマスコミに罪があるので、彼らと彼らのマスコミも償わなければなりません」[2]と語られました。
師父はすでに私たちの道を整えてくださいました。私は疑ったり、躊躇したりするのではなく、師父が望まれている結果に向かって、一歩一歩進むべきだと思いました。
観念を変えると、考え方も広くなり、周りの環境まで明るくなったように感じました。上層部は私の仕事の中心を広告からサブスクリプションの成長に移し、チームを再編成し、より多くの優秀なメンバーを配置し、英文大紀元時報を急速に発展させることにしました。その後、多くの奇跡が起こり、私たちは様々な困難を乗り越え、毎月目標を達成することが出来ました。私も不可能な結論で自分を阻むのではなく、目標に向かって確実に努力し、師父が導かれたこの道を歩み始めました。
学法し、困難を乗り越え、真実を伝える
業界のハイテク大手の独占は、言論の自由を抑圧し、私たちのサブスクリプションのプロモーションを妨げています。ソーシャルメディアでの私たちの広告、及びプロモーション機能は直接無効にされています。ニュースメディアとして、米国の大統領選挙、または中共ウイルス関連の内容が許可されていません。敏感な時期になるたび、ハイテク広告会社は私たちの広告を制限します。昨年、中共ウイルスが猛威を振るっていたとき、メールマーケティングサービスプロバイダーも警告なしにサービスを停止し、ニュースレターの送信を阻止しました。この間、ニュースレターを送信したIPが再びブロックされました。
このような事故が発生するたびに、これまでのやりかたはすべて通用しなくなりました。成長目標を達成するためには、常に戦略を変え、設定を更新し、そして関連機構に原因を尋ねる必要があります。最初は正念を持って対応しましたが、回数が多くなると、ネガティブな感情になり、知らず知らずのうちに旧勢力の妨害と破壊を認めることになってしまいました。
最近、メールIPがまたブロックされました。私は内に向けて探し始め、自分にはトラブルを恐れる心があると分かりました。しかし、すぐに外因を理由にしました。例えば、「最近、システムが機能していないと文句を言う人が多いため、結局、現在は使用できなくなった」とか、「電子メールの数量だけを重視した結果、悪質な電子メールも入ってしまい、これらは、旧勢力による意図的な妨害だ」と言い訳にしました。
当時、内に向けて探すことは、表面的で、形だけに過ぎませんでした。その後、私は一式の公式のように、多めに学法、煉功、発正念をするほかに、内に向けて探し、大法の真相も伝え、そして、電子メール関連のプロセスを少しずつ修正し、不足しているところを改善すれば、必ず解決できると思いました。方向性は間違っていませんが、それは求める目的であり、心が純粋ではないため、正念の力は強くありません。
いろいろ試して修正した結果、部分的に解決しましたが、メールのブロックを完全に解除しておらず、メールを送信できませんでした。私は少し焦りました。旧勢力が常人の「規制」を通じて私たちを制限し、真相を伝えることを妨害しているので、それらを認めてはいけない、常人の観念に阻まれてはいけないと思いました。これこそ正念だと思いましたが、一緒に働く同修に、これが「党文化」であると指摘されました。その後、関連機関に連絡しましたが、依然としてブロックを解除してくれませんでした。
同修の話を聞いて、私はさらに内に向けて探し始めました。私は常人の関連機構を対立面に置き、闘争心のほかに、近道を探り、まぐれを期待する心が見つかりました。
師父は「以前、多くの学習者が外部の人との間にトラブルが起きた時、或いは社会の人、または社会のある政府部門が私たちに対して不公平な扱いをする時、私たちは往々にして自分の原因を探さず、相手のことを強調します。一部の者は確かに悪くて、わざと破壊してきますが、皆さんは考えたのでしょうか。それは悪くて魔の表現ですが、その現れは偶然でしょうか? それがその悪い一面を利用して、私たちに自分の良くない一面を気付かせているのではありませんか? 私がいつも話しているように、二人の間にもめごとが起きた時には、お互いが自分の問題を探さなければなりません。しかも、トラブルの当事者双方が自分の問題を探すべきというだけでなく、この問題に出遭った傍観者さえ自分のことを反省すべきです。そこまでできれば、目覚ましく向上していくに違いありません」 [3]と説かれました。
何が起こっても内に向けて探し続けなければならないことに気づいた後、私はたくさんの人心を見つけました。例えば、仕事をする中で、党文化があるかどうか、同修や他人に対して思いやりがあるかどうか、同僚の意見や読者のクレームに対して、感情的になって、冷静な対応が出来ていないかどうかなどです。何を聞いても、何を見ても、私は内に向けて探すようにしました。
また1週間が過ぎ、修正が必要なことはすべてやりましたが、解決できませんでした。まだ突破されていないものがあると感じ、私は学法と煉功、発正念を強めました。私は常に正念を保ち、大法に符合していない念と考えがあれば取り除くようになりました。すると、以前のように形だけでなく、心身ともに変化が現れ、心は純粋になり、雑念も少なくなったのを感じ、衆生や読者、それに常人の関連機構にまで慈悲な心が出てきました。
師父は「大法弟子は何のためにメディアを運営しているのでしょうか? 人を救うためです。忘れてはいけませんが、あなたは人を救わなければいけないのです。メディアをしっかり運営する目的も人を救うためです。真相を伝え、衆生を救い、これはすなわちあなたが行うべきことです。これ以外に、あなたが行うべきことはなく、この世界であなたが行うべきことはありません」[4]と語られました。
師父は私にこの機会を利用して、接触のあるすべての人に真相を伝え、彼らに正しい選択をさせ、彼らを救うよう教えてくださっていると分かりました。翌日、私は関連機構電子メールを送り、私たちが多くの改善をしたことと、報道した真相の内容や読者のフィードバックの内容、それにたくさんの人々は真実の新聞に期待していることを伝えました。メールの中で、私は彼らの正義と良知を啓発すると共に、助けを求めました。
この電子メールを送った瞬間、私は解決できると信じていました。なぜなら、その中には人心が混じっていないので、大法の力が現れるからです。案の定、翌日、IPのブロックが解除され、大きな困難を突破できました。この過程で、私はすべての念と考えを少しずつ正し、心性を高めました。確実に修煉しようとすれば、少しのことでも修めなければなりません。
英文大紀元時報の推進はすでに2年以上過ぎました。振り返ってみると、私たちは多くの苦難を経験しましたが、師父のご加持とお教えの下で、一つ一つ乗り越えてきて、ユーザー数は100万人を超えました。それでも師父のご要望にはほど遠いので、世界最大のメディアの目標に向けて、勇気を持って前進し続けなければなりません。最後に、師父の『世界法輪大法デーの説法』で、同修たちと励まし合い、最後の道をしっかり歩みましょう。
師父は「修煉に関してある言葉があります。以前に皆さんに話したこともあります。つまり「修煉は初志貫徹すれば、必ず成就する」という言葉です。(熱烈な拍手)多くの人の修煉が成就しなかったのは時間が長引く中で乗り越えられなかったからです。寂しさとつまらなさ、そしてあることをもうこれ以上関わりたくなくなるまで熟知し、またはすっかり慣れてしまいました。どんなことも人をだらけさせることができます。絶えず精進しなければなりません。昔の修煉者は最後の一歩まで試練を受けていました。ますますだらけていれば、最後の試練をきっと乗り越えられません」[5]と語られました。
師父、ありがとうございます!
同修の皆さん、ありがとうございます!
注:
[1] 李洪志師父の経文:『二〇一九年ニューヨーク法会での説法』
[2] 李洪志師父の経文:『二〇〇四年米国西部法会での説法』
[3] 李洪志師父の著作:『シンガポール法会での説法』
[4] 李洪志師父の経文:『二〇一五年ニューヨーク法会での説法』
[5] 李洪志師父の経文:『世界法輪大法デーの説法』