南昌市の90歳の付明珍さん 親子とも嫌がらせを受ける
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 【明慧日本2021年7月3日】先日、江西省南昌市の経済開発区蛟橋鎮派出所の警官、青山湖区星光コミュニティの職員、南昌石油株式会社の社員は、法輪功学習者・付明珍さん(90歳男性)と娘・付金鳳さん親子に嫌がらせをした。

 2021年6月23日午前10時ごろ、南昌市青山湖区星光コミュニティの万文君は金鳳さんに電話をかけ、「何をやっているのか」と聞き、金鳳さんは「今日は、天気がいいから、お父さんのものを洗濯しています」と答えた。万はまた「あなたは、まだ法輪功を学んでいるのか?」と聞いたので「あなたはどう思っているのですか?」と金鳳さんは反問した。そして、万は「外でしないで、家でやりなさい」と言った。

 その1時間後、小区の警備員が警官2人を付さんの家に連れてきた。金鳳さんは父親の靴を洗って、靴をベランダを持って行くところで、客間にいる警官2人の姿を見た。1人の警官の左胸にマッチ箱大のものがついていて、隠しカメラのようだった。もう1人の警官はカメラを持っている警官に何か話したようで、そして、その警官は右手でカメラを触ったが、スイッチをオンにしたかオフにしたかがわからない。警官はベランダで靴を干して戻った金鳳さんに「お父さんと話があるから、外してほしい」と言った。金鳳さんはついでに毛布を持って外へ行き、干そうと思ったが、庭に知らない人2人の姿を見た。庭にいる2人は中国石油化工南昌石油会社の魚目山倉庫の主任・蘭と主任補佐・董だと名乗った。付さんの勤務先の人で、勤務先の人が来たのは初めてのことである。

 金鳳さんは、勤務先の人に「全世界で法輪功は良いと賞賛しているのに、中共政府だけ法輪功は良くないと言っています。武漢市のある人が武漢肺炎に感染し、病院が満員で入院できなくて、家で死を待つしかなかったとき、アメリカの親戚から電話があって『真・善・忍は素晴らしい。法輪大法は素晴らしい』を念じるようにと教えくれました。その後、肺炎の人が1回念じると病気が好転し、繰り返し念じたら、回復しました」と話しました。静かに聞いている2人に金鳳さんは続けて「人が死ぬとき、権力や金銭を持って行かれません。積んだ徳やこの世で行った良い事、悪い事を持って行くのです。善悪には応報があります。今、疫病がまだ蔓延中で、マスクも1年以上つけているでしょう。これは人間の道徳低下によるもので、神様が人間に反省の機会を与えているのです」と話しました。

 すると、蘭は「あなたは南昌市血液センターに勤めているのか?」と聞いたので、金鳳さんは「そうです。2017年に定年退職するはずでしたが、法輪功を学んでいるとの理由で、2016年に公職を解かれました。2015年に判決を受けたため、代わりに息子が社会保障の手続きをしてくれました」と話した。

 そのとき、付さんと警官2人が庭に出てきて、警官の1人が南昌市経済開発区蛟橋鎮派出所の新しい警官・万だと自己紹介をし、もう1人の警官は徐という名前だと言った。

 警官・万は、金鳳さんに「父親の世話をするのは妹に頼みなさい。あなたはここに住まないほうが良い」と言った。金鳳さんは「妹は家族がいるから忙しい。私が労働教養所に拘禁されている間、夫は圧力に耐えられず、私と離婚しました。息子は広州にいるので、私は1人暮らしです。親孝行は当たり前のことで、子供が親の世話をすることも警官が決めるのですか?」と言うと、警官・万は「あなたは京東へ何しに行ったのか?」と聞いた。金鳳さんは京東と反対方向を指差し「私はこちらにも行きますよ」と言った。警官は「あなたは法輪功をまだ煉っているのか?」と聞いたので、金鳳さんは「父に聞いてください、父が教えますよ」と言った。

 そして、警官が帰ろうとしたとき、金鳳さんは「『真・善・忍は素晴らしい。法輪大法は素晴らしい』を覚えておいてください。安全を守れますよ」と話した。

 4人とも帰った後、付さんは娘に「先程、警官に私は江沢民を告訴したことを教えたが、警官たちはそれ以上何も聞かずに庭に行った」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/6/29/427554.html)
 
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