【明慧日本2021年7月4日】パリの法輪功学習者（以下、学習者）は、6月12日（土）の午後、パリ中心部の第4区にあるパリ市庁舎広場で集団煉功をして、法輪功迫害の実態を伝えるとともに、迫害停止を呼びかけるイベントを行った。
活動当日は晴れて良い天気だった。今のパリはロックダウンの第3段階に入り、地下鉄、商店、レストラン、喫茶店、映画館などは徐々に営業を再開している。市民は、パリ市庁舎広場の周りにあるベンチで休憩しながら、学習者たちの集団煉功を見ていた。煉功音楽に伴い法輪功の五式の功法を紹介する学習者がいたり、真・善・忍を堅持するというだけで中国で中国共産党（以下、中共）による残忍な迫害を受けている実態を市民に伝える学習者もいた。真相を聞いた市民は署名し、法輪功を弾圧し人権を踏み躙る中共を非難した。
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パリ市庁舎広場で坐禅をする学習者 |
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パリ市庁舎広場で、パネル資料を見る |
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迫害停止の呼び掛け陳情書に署名する市民 |
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立ち止まり法輪功のパネル資料を見る |
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クリステルギレットさんは署名して法輪功を支持 |
クリステルギレットさんは画家であり、フランス中心部のオーヴェルニュ地方の山間地で暮らしている。家族4人でパリの友達に会いに来た。彼女は法輪功に出会えて嬉しかったと言い、ここに来たのは偶然ではないという。なぜなら クリステルギレットさんにとって、彼女の作品は常に人権を守ることをテーマにしており、法輪功は創作するための新しいテーマとなったという。またクリステルギレットさんは、「共産主義はデタラメなものであり、人類に対する犯罪に違いありません」、また「少数民族への迫害は、まるでナチス、グラグ刑務所と同じです」と言った。
クリステルギレットさんは、かつて子供たちにこのような話をしたことがあると言った。「私たちは迷い、嘘に囲まれ、操られている犠牲者です。良いことをしようとする時、騙されたということに気づくのです。私たちはジェノサイドに参与したくありません。人類の存在は互いに侵食するのが目的ではなく、臓器を収奪され、労働を強いられるのが目的ではありません。最も重要なのは、人権を尊重し人権を守ることです」
クリステルギレットさんは学習者に、「ここに来てくれてありがとう。あなた達のような人が必要です。私のように署名したい人は、活動に協力していきます。この戦いは人類の野蛮行為を狙っています。あなた達がやったすべては、拡散し、広がるのです。結局はあなた達が勝つのです」と言った。
クリステルギレットさんは学習者達が坐禅している写真を撮り、帰ってからこの写真を見て絵を描きたいと言った。
パリ市民のパトリシア・アルバレーゼさんがパリ市庁舎広場を通りかかった時、「中共は、法輪功を迫害する手を全世界にまで伸ばしています。政治や、経済利益のために、すべての人は中共に協力しているのです。反対する人もいません。中共は人権に違反する独裁者です」と言った。
ロジャー・アダさんは定年退職した会計士である。アダさんは「中共は他の国の共産党と同じ、暴力、暗殺、謀殺、本国送還など手段に基づいている政党です。法輪功への弾圧は人間の行為ではなく、酷い暴力です」と話した。
パリ市民のリュックさんは本の販売者で、「孔子」を読んだり、中国語を勉強したり、漢方のツボを研究したりしている。リュックさんは中国の修煉文化に興味を持っており、法輪功に出会えて嬉しかったと言う。彼はインターネットで、法輪功に関するより多くの書籍と、情報を知りたいと言い、「中共の迫害はすべてグループの迫害と見なされているのです。中共政権は共産革命を起こすことによって体制が確立され、すべての人を敵として扱うようになった上、すべての活動が攻撃の標的とされているのです」と話した。
バゴットさんはすでに定年退職しており、自転車でパリ市庁舎広場に来たという。バゴットさんはフランス政府と中共との友好に反対している。彼は「私は、迫害停止を呼びかける人たちと一緒に、中国で発生している迫害に反対します。あなた達といつも一緒です」と言った。
バゴットさんは理学療法士で、何年か前、友人から法輪大法を紹介されて、『轉法輪』も購入したという。中国では学習者が弾圧されていることを知っているが、フランスでは滅多に聞かないと言い、彼女は今まで「生体臓器狩り」も聞いたことがなかったという。活動当日、「法輪功を知ってよかったです。もっと多く学びたいです」と話した。
