遼寧省の孫彦智さん 年画を人々に届けたとして不当判決  
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 【明慧日本2021年7月12日】2020年の春節を前に、孫彦智さんは縁起の良い年画(正月に家に飾る中国独特の民間絵画)を人々に届けていたところ、龍鳳派出所の警官に連行されたが、当日帰宅した。しかし、それから1年以上経った2021年5月12日、77歳の孫さんはバスを待っている際再び連行され、その後、密かに裁判を開廷され5年の判決を受け、6月28日に遼寧省女子刑務所に拘禁された。

 2020年2月4日、撫順東州区の龍鳳派出所の警官数人が孫さんの家に行き、家宅捜索を行い、大法に関する書類を押収しようとしたが、孫さんは、必死に大法の本を守り、押収されなかった。警官は、孫さんが持っていた法輪功迫害に関する週刊誌を押収した。帰り際に、警官らは「この問題はまだ終わっていない」と言った。

 その後、龍鳳派出所の警官が、孫さんに派出所に行くように通知した。2020年6月9日、孫さんは派出所に行ったが、受付の人はいなかった。

 2020年6月10日の朝、孫さんは再び龍鳳派出所に行った。孫さんは、受付の人や関係者に、法輪功を修煉することは合法であること、法輪功が合法でないことを証明する法律はないこと、法輪功を迫害することは犯罪であること、善悪の報いがあること、法輪功を迫害しないようにしてほしいことを伝えた。その日の午後8時30分、孫さんは帰宅を許された。

 2020年に武漢で中共ウイルスが流行した際、龍鳳派出所の警官は孫さんに「住居監視」を通知した。

 その後、東州裁判所は孫さんに、2020年10月20日に東州裁判所で裁判を行うことを通知した。孫さんは、「私は法律に違反していません、なぜ裁判所に行かなければならないのですか。私が行っていることは人を救うという素晴らしい行為です、法廷に行く必要はありません」と言った。

 そして、孫さんはしばらくの間、放浪生活を強いられた。

 2012年5月12日午後2時50分、孫さんは東州街の35号駅でバスを待っていたところ、ナンバープレートのない車から降りてきた5、6人が孫さんを連行し、撫順市南沟拘置所に拘束した。

 その後、家族は東州の裁判所に孫さんのことを聞きに行ったが、裁判所の誰も裁判について何も言わなかった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/4/427723.html)
 
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