誤解から修煉の道へ 家族が福報をもたらした
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 【明慧日本2021年7月16日】中国共産党(以下、中共)は、2021年7月20日までに22年間にわたって法輪功を迫害してきた。迫害当初は、中共は全国のメディアを駆使して法輪功を誹謗中傷し、多くの人々が騙されて、法輪功に誤解や恨む気持ちまで抱いてしまった。しかし様々なルートで本当の情報を得ることによって、より多くの人が真相を知り、法輪功に肯定な態度を示し、多くの人が修煉するようになった。

 現在、アメリカ・テキサス州に在住の劉菁さんもその中の1人である。中共が法輪功を迫害した当初、劉菁さんは中国にいた。テレビで毎日、法輪功を誹謗中傷する放送が繰り返し流されており、彼女は法輪功を深く誤解してしまい、そのため恐れて法輪功を拒絶してしまった。しかし、テレビでは法輪功があんなに恐ろしいと言われているのに、なぜ多くの人が修煉しているのかを彼女は理解できなかった。

 2000年の夏、渡米した劉菁さんは、あるイベントで法輪功学習者(以下、学習者)が功法を実演しているのを目にした。彼女はとても驚いた。中国では法輪功を禁止していて、皆は避けようとしているが、しかしここでは公に煉功をしており、皆の表情が穏やかで堂々としていた。当時、彼女はまだ学習者から法輪功迫害の実態の資料を受け取ることができなかったが、何故かこの煉功しているワンシーンが印象深くて、彼女は警戒していた心が解け始めた。

 その後、劉菁さんのアメリカの親戚が、彼女に法輪功の真相や、中共の迫害の事実を伝えた。親戚だったということもあって彼女は真剣に聞いた。考え方も徐々に変わり、次第に法輪功を恐れなくなった。

 2004年1月、劉菁さんの生まれたばかりの娘に湿疹ができて、専門家に診てもらったが良くならず、それどころかますますひどくなり、それは4カ月間にも及んでいた。当時心身とも疲れていた劉菁さんだったが、法輪功を修煉している友達から「煉功が健康に良い」と聞いた。劉菁さんは疲れ切った体を和らげるため、友達に煉功を教えてもらった。不思議なことに、彼女が煉功して2日目には、なんと娘の湿疹が治ったという。

 この出来事は、劉菁さんにとって大きな衝撃だった。彼女自身も元気になり、法輪大法は超常的な正法であることを確信すると、学法や煉功を始めた。法輪大法の法理である真・善・忍に基づき良い人を目指し、何事においても他人のことを優先に考えられるように自分を律した。

 劉菁さんは、修煉してから大法の素晴らしさを体験した。それに修煉していない家族の身にも奇跡が起きたことも実証した。2015年の冬、母がアメリカに見舞いに来た時、突然心臓発作を起こした。とても苦しみ、顔色は黒くなったので、病院の緊急外来に行こうとしたが、劉菁さんが母に心からの九文字の「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍はすばらしい」を念じるように伝えると、母親は真剣に念じ続けていた。するとわずか15分後には母のひどい症状が嘘のように消えた。家族皆が「法輪功は本当に素晴らしい」と言った。

 2018年、劉菁さんの家族の皆が神韻公演を鑑賞した。彼女の父親は「神韻は世界一のショーです。とても感動的で、中国伝統文化の美徳の再現です」と称賛した。数日後、70歳近くになった父に、黒髪が生えてきたことに気づき、とても驚いた。

 劉菁さんは、家族に法輪大法が福報をもたらしたことに心より感謝している。修煉してとても良かったと思った。しかし同時に、未だに法輪功に敵意を抱きながらも、中共に騙された国内外の中国人に、劉菁さんは悲しい気持ちになったという。そのため彼女は、様々な真相を伝える活動に積極的に参加し、人々にこれ以上騙されないように助けたいのだと言った。

 そして「もしあの時、私が学習者に接していなければ、もし法輪功の真相を分かっていなければ、もし佛法を修煉している良い人達が悪人だと思っていたとしたら、きっと自分の人格は歪んでいっていたに違いありません。考えるだけで恐ろしいことです」と言った。

 劉菁さんは「法輪功は、普通の気功ではなく、心を修め良い人になる教えであり、正法大道です。それに法輪功は、人としての良知や善念を呼び起こして、本当に人を救っているのです。学習者が真相伝えをしていることは、もっと多くの人々に事実を理解してもらい、自分の良心で、善と悪、真と偽を判断し、正義と善良を選択することで良い未来があるはず」と深く感じたと言った。

 
(中国語: https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/2/427662.html)
 
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