フィラデルフィアの学習者 22年間中共の犯罪を暴く
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 【明慧日本2021年7月18日】アメリカのペンシルベニア州フィラデルフィア地区の法輪功学習者(以下、学習者)は、2021年7月10日、アメリカ国家独立歴史公園内の自由の鐘広場で、法輪功迫害の停止を求めて22周年を記念する集会を開いた。

 当日、学習者たちは煉功、スピーチ、パネル資料、迫害の真相資料配布を通じて、全米からの観光客に法輪大法を紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への残酷な迫害、特に生きたままの学習者から臓器を収奪する事実を伝えた。多くの観光客が、中共の解体を声援するグローバル請願書に署名をした。

'图1:二零二一年七月十日,美国大费城地区部份法轮功学员在费城自由钟广场举办集会,纪念法轮功学员反迫害二十二周年。'

7月10日、フィラデルフィア自由の鐘広場で集団煉功を行う学習者たち

'图2~5:民众在了解法轮功真相。'

法輪功迫害の実態を理解する市民

 中共による学習者からの臓器狩りの実態を明かす

 集会では、2021年5月5日にペンシルバニア州上院で提出された98号最新決議案が読み上げられた。決議案は、中共に対し、学習者および他の良心の囚人に対する生体臓器摘出を直ちに停止し、参与者の責任を追及すること、米国政府に対し、中国の臓器移植医師の育成を禁止すること、米国市民が臓器移植のために国際法を遵守しない国への渡航を禁止する法案を作ること、ペンシルバニア州の医療業界に対し、すべての市民に中共の不道徳な臓器移植を認識させるために協力すること、などを求めている。

 ジェニ・シークスさんは「強制臓器摘出に反対する医師の会(DAFOH)」のボランティアである。彼女はスピーチの中で、中共が生きたままの学習者から臓器を摘出する犯罪を暴露した。「十分な証拠から分かるように、以前は中国での年間の臓器移植数は非常に少なかったのですが、中共が法輪功への弾圧を開始した1999年以降、中国での年間の臓器移植数は急増し、現在では米国に次いで世界第2位となっていると知られています。中国では、患者は数週間あるいは数日待つだけで、適切な臓器が見つかりますが、アメリカでは数年待ちが普通です。中国の刑務所に数千万人もの学習者が拘禁されているため、いつでも臓器を摘出することができます」とシークスさんは述べた。

'图6:反强摘器官医生组织(DAFOH)自愿者Jennie Sheeks在发言中揭露了中共活摘法轮功学员器官的罪行。'

ジェニ・シークスさん(Jennie Sheeks)

 シークスさんによると、アメリカ国会や一部の州では、中共に対し、法輪功への迫害および学習者の生体から臓器を摘出する犯罪をやめるよう求める決議案がすでに採択されているという。彼女はまた、すべての正義のある人々に、立ち上がって中共の残虐行為を制止するよう呼びかけた。

 学習者が経験した迫害

 1999年に清華大学の博士課程に在籍していた黄奎さんは、信仰のために自ら受けた迫害を振り返った。彼は法輪功を学んでいるという理由で10回以上拘禁され、最後は広東省の珠海第二留置場と四会刑務所で5年間拘禁されたという。黄さんは「その5年間、私はあらゆる拷問を経験しました。長期にわたる強制労働、強制灌食、十数本の高電圧電気棒による電気ショック、批判会による強制洗脳などがあります。2005年には1カ月間、完全に睡眠を許されないこともありました」と語った。

酷刑演示:

拷問の再現:電気棒による電気ショックを与える

 黄さんによると、清華大学の数十人の教師と学生が、法輪功を学んだとして、不当に拘禁され、労働教養、実刑判決を宣告され、うち少なくとも5人が迫害により死亡したという。今年は迫害停止を求めて22周年にあたるが「迫害はとっくに終わるべきです。中共に反対する世界的な大波は今、構築されつつあり、中共の崩壊は間近に迫っている」と黄さんは述べた。

 西洋人学習者「中共による臓器狩りを制止すべきだ」

 ユダヤ人の学習者で、金融会社に勤務しているイレーナ・フォックスソンさんは、共産主義の旧ソ連で生まれ、共産主義の支配から逃れるために家族でイスラエルに移住した。そのため、彼女は共産党の邪悪さとナチスのホロコーストを深く認識している。

 彼女は「中共による法輪功への迫害は、基本的人権、信仰への迫害です。このようなことが今でも世界で起こっているのは本当に恥です。ユダヤ人は二度と虐殺は起こらないと信じていましたが、今それが起こっています。 ユダヤ人の身には起きていませんが、どの民族にも、誰にも、この邪悪なことを起こさせてはいけないのです」と述べた。

 インド出身の学習者サンソッシュ・クリシュナムルシーさんは、ある銀行のコンピューター・エンジニアである。中共による法輪功への迫害を知った彼は「とてもショックを受けました。一つの政府として、国民の面倒を見るべきであるはずが、逆に信念のある国民を殺害しています」と言った。

'图7:印度裔法轮功学员桑托什·克里希那穆提(Santhosh Krishnamurthy)'

サンソッシュ・クリシュナムルシーさん

 目覚めた人々「中共による臓器狩りを信じている」

 テネシー州出身のニッキー・ブッカーさんは「中共は中国の国民をコントロールしています。私は、このようなこと(臓器狩り)が行われていることを疑いません。恐ろしすぎます! もっと多くのアメリカ人に中共の罪悪を知って欲しいのです。彼らは衝撃を受けるでしょう」と述べた。

 ブッカーさんは、中共の解体を声援するグローバル請願書に署名した。

 集会のスピーチを聞いたコロラド州のサリーさんは「人を人間として扱っていないことと、臓器狩りの犯罪は『信じられない』のですが、本当に起こっていると信じています」

 「もし、私が臓器移植を必要とするなら、中国には行かないでしょう。それは一人の人間が殺害されるということを知ったからです」

 サリーさんは最後に「この邪悪な行為に終止符を打つためにお祈りをします」と言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/13/428124.html)
 
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