【明慧日本2021年7月22日】長春市の法輪功学習者・王雅君さんは1999年7.20以来、法輪功の修煉を堅持しているとして、何度も中国共産党からの迫害を受け、労働教養を強いられ、痛めつけられて生活の自己管理ができなくなった。
2000年11月、王さんは北京へ陳情に行き、22日の夜、河北省玉田県を通過していた際、現地の警官に連行された。その時、王さんが持っていた932元(約1万6000円)の旅費を警官らに全部奪われた。29日夜、長春公安局の警官らが王さんを北京から長春に戻し、孟家派出所で王さんを酷く殴打した。翌日から、王さんは15日間拘束された。
2001年1月4日、白菊派出所の警官に「まだ法輪功を煉っているのか」と聞かれたとき、王さんは「はい、煉っています」と答えたとして、即座に連行され、労働教養1年を強いられた。
王さんは長春市黒嘴子女子労働教養所に収容され、そこで一人の刑務官に殴られたり蹴ったりされ、顔が腫れあがった。もう一人の警官はスタンガンで王さんの首と手首に電撃を与えた。
拷問イメージ図:殴打 |
2002年3月15日、王さんは家に押し入ってきた白菊派出所の警官らに連行され、長春市第三留置場に入れられた。そこで、王さんは毎日硬い板に座らされた。
2007年5月16日、長春市二道区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官5人は王さんの家にやってきて、水道会社のスタッフを装い、騙してドアを開けさせてから王さんを、黒嘴子労働教養所に連行した。当時、家には王さんの高齢の母親(80)がいた。母親はたった1人残され、面倒を見てくれる人がいなくなった。
労働教養所に入ると、ある麻薬犯が刑務官の指示によって王さんを猛烈に殴り、けがをさせた。王さんは重傷を負って体が動けなくなり、数カ月後、深刻な病状が現れた。それにもかかわらず、教養所側は医療を受けさせなかった。さらに、食事の時、王さんの茶碗がよく奪われ、王さんはいつも空腹状態だった。王さんは断食して迫害に抗議した。
刑務官は王さんを死人ベッドに縛り付け、麻薬犯に指示して王さんを殴らせた。足で王さんの顔を踏みつけ、髪の毛を引っ張った。三日目、王さんの腰のところが出血し、化膿し、大きな穴が空いた。さらに、断食をしていた王さんは残酷な灌食に苦しめられた。
2008年6月、王さんは労働など全くできなくなった。それでも麻薬犯に壁に向けて三日間立たされ、常に殴られた。王さんは物に寄りかからないと歩けない状態になった。
こんな状況下で、さらに、王さんは拘禁期間を25日むりやり延ばされた。
2011年6月16日、住宅区の共産党組織3人が王さんを誘って、独居老人の家を掃除して、共産党当局が庶民に関心を示していることを宣伝しようと頼んだ。しかし、王さんが拒否したため、その3人の1人が派出所に通報した。すると、白菊派出所長が数人を率いて王さん宅を訪れ、家宅捜索を行った後王さんを連行し、15日間拘束した。8月18日午後、王さんはまた洗脳班に35日間拘禁された。
2012年7月、住宅区の共産党員らがまた王さんを洗脳班に送って15日間拘束した。
2012年11月、派出所の警官数人は王さんの家に押し入り、家宅捜索を行った。
2013年7月、白菊派出所所長が王さんを洗脳班に1カ月間拘禁した。同年秋、王さんはまた騙されて洗脳班に1カ月間拘禁された。