遼寧省の鄧玉林さん、懲役4年と罰金2万元を科された
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 【明慧日本2021年7月25日】遼寧省本渓市の鄧玉林さん(54)は2020年9月4日、桓仁(かんじん)県裁判所により懲役4年の実刑判決を下され、罰金2万元(約34万円)を科された。2021年7月16日、鄧さんは盤錦刑務所に収監された。

'邓玉林'

鄧玉林さん

 鄧さんは本渓明山区の学習者で、法輪功を学んでから常に真・善・忍にしたがってより良い人を目指しており、心身ともに健康になった。1999年7.20以降、鄧さんは何度も連行されて拘禁され、懲役9年の実刑判決を受けたこともある。

 一、懲役9年の実刑判決を受け、大連南関嶺刑務所で迫害された

 2004年9月、鄧さん夫妻は法輪功の修煉を堅持したとして連行され、その後、懲役9年の実刑判決を下され、それぞれ大連南関嶺刑務所と瀋陽刑務所に収監された。

 2005年、南関嶺刑務所の刑務官2人は鄧さんに「70キロもあるのか? 2日のうちにお前を40キロにしてやる! 信じないのか?」と脅かして受刑者7人に鄧さんを激しく殴打させた。また、受刑者4人は、鄧さんの手足を掴んで仕事場に運び、奴隷のような労働を強要した。

拷問のイメージ図:殴打

 2013年9月18日、鄧さん夫妻は9年の冤罪を終えて帰宅した。

 二、懲役4年の実刑判決を下され 盤錦刑務所に収監された

 2019年5月23日、鄧さんは外で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして、また警官に連行された。同時に連行されたのは他にも5人の学習者がいた。その中の胡林さんは、その後、懲役2年の実刑判決を言い渡され、2020年2月16日に瀋陽康家山刑務所で迫害されて死亡した。

 もう一人の学習者・楊麗威さんは、留置場で迫害されて多臓器不全で衰弱し、命の危険に晒されていたとして医療保釈で帰宅したが、2020年7月に裁判が開廷された。鄧さんと他の学習者2人も2020年8月18日にオンラインビデオで裁判が行われた。

 2020年9月4日、鄧さんと楊さんは懲役4年の実刑判決、罰金2万元を科された。張莉敏さんは懲役3年6カ月の実刑判決、罰金1万5千元(約25万5000円)。張鵬柱さんは懲役3年2カ月、罰金1万元(約17万円)を科された。3人とも控訴したが、中級裁判所は法律に違反して、弁護士が書類を提出する前に、一審の判決結果を維持するという裁決を秘密裏に下した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/19/428367.html)
 
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