【明慧日本2021年8月13日】(ドイツ=明慧記者)法輪功学習者(以下、学習者)の反迫害運動22周年にあたって、ドイツの15人の国会議員と州議会議員は、声明、書簡あるいは手紙を発表し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害および学習者から生体臓器狩りの犯罪を非難し、学習者の反迫害運動を支援した。
法輪功を声援する15人の国会議員と州議会議員たち |
ドイツ政府の宗教自由担当委員「法輪功への迫害を直ちに停止せよ」
ドイツ政府の宗教自由担当委員で、国会議員マルクス・グリューベル氏 |
マルクス・グリューベル氏が発表した声明文 |
ドイツ政府の宗教自由担当委員で、国会議員のマルクス・グリューベル氏は、政府を代表して声明を発表し、中共に対し、法輪功への迫害および他の少数民族、宗教、文化団体への差別と迫害を直ちに停止するよう求めた。
声明では、「数十年来、少数民族と宗教団体、特にイスラム教徒のウイグル人やカザフ人、法輪功学習者、チベット仏教徒、キリスト教徒などは、ずっと(中共による)差別や迫害を受けてきており、(中共による)人権侵害の報告は驚くべきものです。組織的な監視、逮捕、長期にわたる監禁は、少数団体の生存を脅かしています」
CDI/CSU人権スポークスマン「中共は平和的な学習者への迫害をやめよ」
マイケル・ブランド氏 |
マイケル・ブランド氏から送られてきた書簡 |
国会議員で、CDU/CSU議連の人権担当スポークスマンであるマイケル・ブランド氏は書簡の中で、「中国(中共)政権は、人類の偉大な成果の一つである私たちの人権を、内部と外部から拡張して挑発しようとしています。その目的は、『人権はすでに時代後れになった』と宣言し、それを破壊し、中共の全体主義思想を世界に押し付けることです」と述べている。
ブランド氏は「私たちは今、迫害され、拘束され、再教育を受けている少数民族、宗教、学習者の側に立っています。中共は平和的な学習者への迫害をやめなければなりません」と強調した。
社民党グループ外務・人権副総裁「学習者の努力に感謝」
ガブリエラ・ハインリッヒ氏 |
国会議員で、社民党グループの外務・人権担当副総裁ガブリエラ・ハインリッヒ氏は、「中国側とは何度か様々なルートで人権問題について話し合いましたが、これらの問題はすべて、中共政府の代表者のところで沈んでしまいました。まるでセメントに話しかけるようでした」と述べた。
ハインリッヒ氏は手紙の中で、学習者に対して「特に22年間の反迫害運動におけるあなた達の努力は非常に重要です。あなた達に感謝しています。様々な困難にぶつかっても、頑張って続けてください。小さな成果でも大切です。ありがとうございます」
緑の党の人権と人道支援のスポークスマン「信仰の自由と言論の自由を、奪ってはならない」
マーガレット・バウズ氏 |
国会議員で、緑の党の人権と人道支援のスポークスマンであるマーガレット・バウズ氏は、「信仰の自由と言論の自由は、奪ってはならないすべての人々の権利です。ドイツのような民主国は、できる限り世界中の人権を守り抜く責任があります」と述べている。
(続く)