何度も迫害受けた吉林省の70歳の王朋影さん 再び懲役6年6カ月
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 【明慧日本2021年8月14日】吉林省舒蘭市の法輪功学習者(以下、学習者)王朋影さん(70歳女性)は2020年9月28日に不当に連行された。最近の情報によると、王さんは懲役6年6カ月の実刑判決を下されたという。

 王さんの夫は石炭採掘の従業員で、数年前に勤務中に事故で死亡した。残された王さんと息子はわずかな給料で厳しい生活を送ってきた。その後、王さんは法輪功を習い始め、心身ともに健康になり、つまらなかった生活が喜びで満ちた。

 中国共産党による法輪功弾圧のもと、王さんは何度も連行され、3回にわたって労働教養を受け、2回判決を下された。

 自転車で北京へ陳情に行ったとして1年の労働教養を強いられた

 1999年7.20、中国共産党が法輪功への弾圧を開始した後、王さんと現地の学習者たちは留置場に連行された。そこで殴打された後、鉄製のシャベルででん部を連続30回叩かれた。その後、手錠と足枷をかけられた。

拷問の実演:ひどく殴打される

 2001年、王さんは北京へ陳情に行ったとして、連行され、その後1年の労働教養を強いられた。

 再び労働教養を強いられ、息子を失った

 2002年11月、王さんと学習者6人は舒蘭市舒蘭街石炭派出所警官らに連行され、うち4人は留置場に入れられた。警官は4人の家族に学習者1人あたり現金5千元を押収した。王さんは未亡人のため、警官は王さんにお金を絞り出すことができないことが分かり、代わりに王さんの姉にまで手を伸ばして500元を強請り取った。しかし所長は満足できず、また1千元を追加した。王さんの姉はその1千元をやっと寄せ集めると、また所長に1500元を追加され、計3000元を強請り取られた。王さんの姉は支払えなかったため、王さんは警官に1年の労働教養を強いられた。

 王さんが労働教養を強いられてから、まだ未成年の息子は生活が困窮となり、面倒を見る人がいなくなり、病気にかかって倒れた。あちこちで治療を求めたが、つい死亡した。

 3度目の労働教養を強いられ、迫害を受け尽くした

 2004年4月23日、王さんは再度連行され、再度労働教養を強いられ、長春女子労働教養所に拘禁され、そこで様々な迫害を受けた。

 2005年4月、王さんは迫害されて心臓が悪くなり、痩せこけて衰弱し、点滴によって命を維持していた。それにもかかわらず、毎日朝起きた後に拷問を受け続け、体力がなくて倒れそうな時がしばしばあった。法輪功を堅持していたとして、釈放期日になっても5日間延長された。

拷問のイメージ図:長い時間ずっと立ったまま固定されて動けない

 懲役2年、猶予3年の判決を下された

 2016年10月12日、王さんとほかの学習者と路上で法輪功迫害の実態を伝えていた際、6人の警官に連行された。その後、懲役2年6カ月、猶予3年の判決を下され、罰金3万元(家族が1万元を支払った)を科された。

 再び懲役6年6カ月の実刑判決を下された

 2020年9月28日、王さんは用事があって出かけていた際、再度連行され、懲役6年6カ月の実刑判決を下された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/9/429347.html)
 
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