黒竜江省牡丹江市の趙忠江さんに懲役3年の実刑判決
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 【明慧日本2021年8月14日】黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者・趙忠江さん(68)は2020年11月に連行され、その後懲役3年の実刑判決を言い渡されて、現在、留置場から刑務所に移送された。

 趙さんは牡丹江市愛民区の住民で、小さいときに深刻な流行性脳脊髄膜炎に罹ったことがあり、その後、頭痛の後遺症があり、中年になってリウマチ性関節炎や胃潰瘍も患った。1997年3月、法輪功を学んで以来、すべての病気がやがて消え、心身ともに健康になった。

 1999年7.20以降、趙さんは何度も迫害を受けた。2000年3月、趙さんは北京へ陳情に行っていた際、北京の長安街派出所の警官らに連行され、そこで連続3時間以上罵られたり、殴打されたりした。牡丹江市に戻され、留置場で15日間拘束された後、9千元を強要されて解放された。

 牡丹江駅の改札口で、法輪功創始者の写真が地面に置かれ、それを人々に踏ませた。趙さんは駅の係員に抗議すると、強打され連行された。2001年9月、再度北京へ陳情に行ったところ、連行されて警棒で30回以上心臓を叩かれた。牡丹江に戻された後、留置場で7日間拘束されてから2年の労働教養を強いられた。

 2008年8月、趙さんは畑の農作業から帰宅したところ、現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の警官らに連行された。家宅捜索を受け、法輪功の関連書籍20冊以上押収された。趙さんは24時間迫害され、2千元を強要された後で解放された。

 2011年3月1日、賃貸のアパートに住んでいた趙さんは再度国保の警官らに連行され、留置場で45日間拘禁されてから2年の労働教養を強いられた。労働教養所で常に罵られ、殴打され、奴隷のように働かされたりした。

 2020年11月20日、趙さんは賃貸アパートで再度連行された。連帯責任でアパートの大家さんも連行され、アパートも閉鎖された。趙さんの2人の息子と息子の義母の家も家宅捜索をされた。当時、1人の息子の家には私服警官が滞在していた。

 趙さんは長い間、牡丹江留置場に拘禁されていたが、判決を下された後で刑務所に移送された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/12/429472.html)
 
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