【明慧日本2021年8月24日】(貴州省=明慧記者)湖南省出身の法輪功学習者・楊良英さんは、2019年10月8日、法輪功迫害の実態が書かれた資料を貼ったとして、貴州省銅仁市玉塀県国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)に連行され、懲役5年の実刑判決を言い渡され、12万元(約203万円)の罰金を科された。
楊さん(50代女性)は、湖南省懐化市芷江トン族自治県(しこうトンぞくじちけん)出身で、法輪大法を修煉してから、心身ともに健康になった。家族の生活のために、楊さんと夫は2人の子供を連れて貴州省銅仁市玉塀県田坪鎮に来てビーフン加工業の仕事に就いた。
2019年10月8日午後2時ごろ、楊さんは、田坪鎮の人気のある観光地で、法輪功の真相シールを貼っていたところを、田坪鎮派出所の監視カメラに撮られた。映像を見た玉塀県公安局と国保に通報された。
後に、旺華軍をはじめとする、玉塀県公安局と田坪鎮派出所の20人以上の警官は、楊さんの自宅に侵入して家宅捜索を行い、法輪功の書籍、『明慧週刊』、11万8千元(約199万円)を押収した。楊さんは銅仁市老山口留置場に拘禁された。
2020年3月〜5月、楊さんの家族は無罪弁護を行ってもらうために北京の弁護士2人に依頼した。
2021年に入ってから、楊さんは2回、裁判にかけられた。弁護士2人は無罪を主張したが、裁判長・唐江農は休廷を宣告した。
1回目の裁判後、唐江農などの関係者は用事があれば、楊さんの家族に連絡すると言った。家族は数カ月連絡を待ったが、何の連絡もなかった。
2回目の裁判後、旺華軍と唐江農などは、楊さんに懲役5年の実刑判決、12万元の罰金を下した。
楊さんと家族は判決を認めず、銅仁市中等裁判所に控訴した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)