【明慧日本2021年8月29日】(トロント=明慧記者)カナダ・トロントの法輪功学習者(以下、学習者)は8月22日、「人々は目覚め、中国共産党(以下、中共)を捨て、明るい未来を迎える」をテーマとするパレードを行った。市民たちは、疫病が未だに広がっている特別な時期に人々に希望をもたらしてくれた学習者に感謝すると同時に、中共による学習者への残酷な弾圧を非難した。
パレードの隊列はオンタリオ州庁舎前の皇后公園からスタートし、天国楽団を先頭に、市街中心地やチャイナタウンを経由して約2時間行進した。沿道では惹きつけられた多くの観客が、ビデオ撮影や写真を撮り、クラクションを鳴らして応援する運転手や、迫害に反対する署名をする市民、煉功場はどこにあるかと尋ねる観客もいた。ある運転手は車の窓から親指を立てて、「法輪大法は素晴らしい!」と、隊列の後ろから先頭まで応援した。
パレードに参加するトロントの学習者たち |
車の窓から親指を立てて応援する運転手 |
レストランマネージャー「この特別な時期に人々に希望をもたらしてくれた学習者に感謝」
レストランのマネージャー・サムさん |
トロントの中心地にある高級レストランのマネージャーであるサムさんは、天国楽団の荘厳な音楽に魅了され、パレードの一部始終を携帯電話で録画し、手を振りながらパレードの参加者に声掛けをしていた。「とても素晴らしいです! ありがとうございます!」
彼女は、「この特別な時期に、人々に希望をもたらしてくれた学習者に感謝します。このすべてを録画しました。みんなと共有したいと思います。必ずネットで調べてみて、興味がわいて勉強するかもしれません」と言った。
自由作家「法輪功の反迫害運動に対するより効果的な支援を望む」
カメラで写真を撮り続けているリサ・ノートンさん |
ニュージーランドから訪れた自由作家のリサ・ノートンさんは、「中国には一つの政党しかなく、それが中共です。この政権はとても邪悪で、人々が何かの信仰を持っていたり、大きな団体が現れたりすると、とても神経質になります。中共はこれらの人々を刑務所に連れて行き、拷問し、さらには生きたまま臓器を摘出して大金にすると聞いたことがあります。中国で起きている迫害をさらに研究して、あなた達をよりよく支援したいと思います」と話した。
トロント市民「法輪功に喝采を送る」
アレックス・ニコラスさん |
中国語が堪能なトロント市民のアレックス・ニコラスさんは、中国語で学習者に話しかけた。
「私はよく学習者を見かけます。彼らは法輪功の理念や中共による法輪功への迫害の実情を話してくれました。法輪功はとても良い功法であることがわかります。時には学習者と一緒に煉功することもありますが、長時間真似することができません。学習者たちが中国で自由に修煉できることを願っています」
「今日のパレードは素晴らしいです。私はあなた達に喝采を送ります!」とニコラスさんは話した。
三退する中国人
中国出身のアンソニーさんは、息子と一緒にチャイナタウンで買い物をしていて、パレードが通過するのを見て足を止め、「私は大陸出身ですが、香港の大学に通いました。法輪功が世界100カ国以上に広がり、本土で迫害されていることを知っており、天安門焼身自殺事件は偽物だと知っていました」と言った。学習者が「三退(中共組織から脱退すること)」を勧めた時、アンソニーさんは資料を受け取って快く三退した。
中国人の邱さんは、数カ月前から親戚訪問でトロントに来ていた。学習者から、天安門焼身自殺事件の真相や法輪大法が世界に広がる状況、および三退についての説明を聞いて、邱さんは中共の組織に入ったことはないが、学習者に感謝した。
ビルの警備員「署名してあなた達を支援する」
警備員のティムさん |
ある金融機関の警備員ティムさんは、学習者から迫害の実態を聞いた後、「私は必ず署名してあなた達を支援します。そして、この迫害をもっと多くの人に伝えます」と話した。
グレンさん |
トロント在住のグレンさんは、「私は中国に行ったことがありませんが、このようなことが起こっているとは知りませんでした。神様があなた達をご加護して下さるよう祈ります」と話した。
リサさん(右) |
欧米人のリサさんは学習者から資料を受け取り、「私は2年前に中国を旅行しましたが、中国本土ではあらゆる面で政府によってコントロールされており、人々は本当に自由がないことを知っています」と語った。
カンさん |
バングラデシュから訪れてきたカンさんは、「これらの修煉者はとても良い人たちだと思います。健康に良い活動をしているだけで、中共がなぜこれらの人たちに労働教養や判決を下すのか、本当にわかりません。人々には基本的な権利と信仰の自由があるべきです」と話した。