【明慧日本2021年9月2日】山東省濰坊市介護職業学院の大学一年生・李慧さん(19)は、青州市裁判所に「法律実施を破壊する」という罪で懲役7カ月、罰金5000元(約8万円)の不当な判決を宣告された。
李さんは益都キャンパスにいる期間、新型コロナウィルスのワクチンを打たないという理由で、校長と同級生に通報された。2021年4月22日、先生は警官を連れて李さんの寮に侵入し、許可なしで録画・捜索をした。李さんのところから法輪功の関連書籍5冊、VPNの情報を記載したカード200枚以上、法輪功の文言が書かれたお守り16個、USBメモリ1つを押収した。
李さんはその後、青州市城里公安局に連行され、濰坊留置場に拘禁された。
その期間、家族は何度も無罪解放を求めたが、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)は「まだ転向していない」との理由で断った。さらに、家族に李さんを転向させる「保証書」を書かせようとしたが、断られた。その後、濰坊青州国保は聯城派出所の警官10数人を連れて、李さんの自宅へ向かった
李さんの父親が数10日前に亡くなっばかりのとき、李さんは不当に連行された。李さんの母親は娘の安否を心配して眠れず、食欲もなく、身体が極度に衰弱してしまった。この時、警官らが突然侵入してきたことにショックを受けて意識を失った。村の書記と医者は急いで李さん宅へ行き、応急手当てをした。警官らは責任から逃れるため、家宅捜索を取り止め、怒って去って行った。
その後、李さんは検察庁に起訴された。李さんは3カ月以上拘禁されたが、家族との面会を禁じられている。家族は李さんの情報が手に入らず、その後、裁判所が8月12日に李さんの裁判を開廷したことを知った。
その期間、青州市公安局および青州裁判所は李さんの自由を理由に、李さんの母親に娘の代わりに法輪功の修煉を放棄するための「保証書」を書くよう強要したという。