瀋陽市数人の学習者が拘禁され、陳志雷さんは行方不明
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 【明慧日本2021年9月4日】2021年5月17日、瀋陽市康平県の法輪功学習者の陳志雷さんと妻の畢英芝さん、付立新さん、李力傑さん、王海洲さん、李満新さん、孫鳳華さん、陳玉春さんが、警官に連行された。翌日午前中に、黄俊東さんも連行された。現在、陳志雷さんは行方不明で、付立新さん、李力傑さん、王海州さんは不当に康平県留置場に拘禁されている。その他の人はすでに家に帰っている。

 5月17日午後、遼寧省康平刑務所病院の医者である陳志雷さんと彼の妻の畢英芝さんは、警官に不当に家に侵入されて連行された。無理やり黒いビニール袋を頭から被せられ、車に乗せられると、1時間余り走って、ある秘密の場所に連れて行かれた。すでに50数日が経過しているが、陳志雷さんは連行された後ずっと行方不明になっている。

 当日の午後、康平県の李力傑さんは車を走行中、康平県二牛派出所の警官に連行され、それから不当に家財を没収された。大法の書籍、コンピューターなどを押収された。康平県の陳玉春さんは姜秀芳さんの家に行った際に、5、6人の私服警官に連行された。その後、警官は車で陳玉春さんの家まで行って不当に家宅捜索をしたが、いわゆる「証拠」が見つからず、陳玉春さんを釈放した。

 5月18日午前、数人の私服警官が遼中の警官だと名乗り、仕事をしている康平県の黄俊東さんを強制的に連行した。そして車で黄俊東さんの家に行って家宅捜索をしたが、いわゆる「証拠」が見つからなかったため、未解決のまま棚上げにした。

 今回の連行と迫害する事例は、瀋陽市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官と康平県公安局が結託し、二牛派出所、鎮北派出所、東関派出所など多数の派出所の警官を指揮して実施した。

 陳志雷さんは幼い頃、建平県の農村で過ごし成長した。母親がいつも病気がちであったために、陳さんが十代の時、母親が亡くなった。各方面の圧力の下で、陳志雷さんは一歩も引かず、自分の聡明さと勤勉さで、ついに遼寧省の医学部に合格し、大学を卒業した後、今の職場(康平刑務所病院)に入った。陳志雷さんは、勉強、仕事、そして生活に関することは、すべて「真・善・忍」を原則にして自分に要求し、トラブルにあった時、先に相手のことを考慮して、仕事も真剣に取り組み責任を持ち、家では良い夫、良い父で本当の良い人である。

 去年、陳志雷さんは、偶然に、インターネット上で避難民と知り合い、彼らはほとんど無一文だった。陳志雷さんはこの人たちの名前も住所も知らなかったが、他人が困っているのを見て、陳志雷さんは苦労を惜しまず、数百キロ車を運転して、この発信者たちを地元に連れてくると、彼らのために必要なものを提供して助けた。

 他人を助けることは称賛に値する良いことだが、しかし、1年以上経った後、瀋陽警察は陳志雷さんを拘禁する理由とした。現在、陳志雷さんは警官に連行されて、迫害され、そして行方不明になっている。

 陳志雷さんと不当に拘禁されて迫害されている法輪功学習者が早く家に帰えられるよう、すべての正義の人に助けを求めている。

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 一、遼寧省瀋陽市康平県の一部の関連人員の情報

 二、遼寧省瀋陽市の一部人員の情報

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/7/9/427956.html)
 
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