吉林省の栄鉄文さん、再び拘禁される
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 【明慧日本2021年9月5日】(吉林省=明慧記者)吉林市豊満区の法輪功学習者・栄鉄文さん(以下、学習者)は2021年7月末、警官に再び連行され、不当に吉林市留置場に拘禁されている。

 栄さん(74歳女性)は自動車教習所の元校長であり、豊かな生活をしていた。法輪功を修煉する前、冠状動脈性心臓病に罹った。2001年、栄さんは、人の紹介により、法輪功を学び始めた。当時、江沢民集団による法輪功への迫害は最も最も激しかった。栄さんは学習者と接触しながら、学習者が良い人であり、テレビやラジオなどのメディアは嘘をついていることが分かった。タバコ、酒、トランプをやめ、これまでの多くの悪習慣を改めて、道徳を向上させると、全ての病気が治った。栄さんは人々に法輪功の真相「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」を伝えてきた。

 2017年10月6日の夜、吉林市豊満区の学習者・栄さん、宋桂芝さん、張淑琴さんは人々に真相を分かってもらうために真相看板をかけていた時、江南派出所まで連行された。

 江南派出所の警官・曹は、警官3、4人を率いて、栄さんを連れ栄さんの自宅に侵入し、法輪功の書籍100冊以上、法輪功創始者の写真1枚、真相看板70枚以上を押収した。さらに、宋桂芝さんと張さんの自宅も家宅捜索された。

 3人は6日間拘置所に拘禁され、後に留置場に移送された。留置場は3人の血圧が高いので、受け入れを拒否したが、警官・曹が電話して拘置所に強制的に受け入れさせた。拘置所は、留置場に移送する前に3人に吉林医薬学院附属病院(456病院)で身体検査を強制的に受けさせた。そして、警官は栄さんの息子さんにその検査費用300元(約5100円)を直接、請求した。

 3人の受刑者と刑務官が栄さんに白い錠剤を飲ませ、半月後には小さな赤い硬い錠剤を飲ませた。 合計で1カ月と6日も服用させられていた。

 2017年11月14日、栄さんは催眠状態で拘置所から朦朧とした状態で釈放されたが、栄さんは家族を認識できなかった。栄さんは家族の車で江南警察署に行き、朦朧とした状態で、いわゆる「裁判待ちの保釈金」にサインしてしまった。 帰宅して数日後、栄さんの顔は腫れ上がり、手は腐って水ぶくれができ、半年後の今も左手の親指は腐って皮が破れていた 

 2018年6月、豊満区検察庁、豊満区裁判所はいわゆる「保釈」という口実で、高齢者の栄さんを騙して、栄さんの息子と叔母も車で豊満地方裁判所に行かせた。午前9時に、趙という若い警官に栄さんは鉄の檻に入れられ、さらに趙は、いわゆる「自白書」にサインさせようとした。 「罪の告白」理由として、栄さんを裁判にかけ、引き継ぎ迫害しようとした。その後、栄さんは強制的に吉林市拘置所に送られ、裁判所は違法な判決を下そうとしたが、拘置所はこれを拒否した。裁判所は、いわゆる「裁判中の保釈」という見出しの白紙に署名するよう求めたが、栄さんは拒否したので、彼女を帰宅さた。その後、栄さんは3年余りの放浪生活を余儀なくされていた。

 現在、栄さんは2021年7月末に再度連行され、その後、強制的に吉林市拘置所に送られて拘禁されている。その詳細は不明である。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/8/21/429826.html)
 
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