【明慧日本2021年9月6日】天津市寧河区の法輪功学習者・李国慶さん一家3人は2年あまり拘禁され、先日、ともに判決を受けた。李さんは懲役12年、妻・于波さんは懲役10年、娘・李蕾さんは懲役7年の重刑を言い渡された。
天津市寧河区に在住の李さんは、電力会社に勤め、配電室の室長である。李さんは熟練した技能を持ち、優しい性格で、上司に高く評価され、同僚にも尊敬され、数年連続優秀職員に選ばれた。賞金をもらった李さんはいつも、同僚たちにプレゼントを買ったり、食事に招待したりしていた。
李さんは余暇を利用して、妻と娘と一緒に「天地迎春」というウェディング会社を経営している。李さんのウェディング事業と契約をしている人たちは「李さんは今まで会った人の中で最も利益を追求しない人です。価格を商談するときは、李さんはいつも他人のことを優先に考えています。今まで、李さんみたいな人に会ったことはありません」と言っていた。
2019年5月15日、李さんの妻と娘は車で出かけたが、途中で突然、天津市寧河県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行された。その後、寧河区公安支局と芦台鎮派出所の警官は李さんの自宅に押し入り、プリンター、ファックスなどの私物と、自家用車3台を押収した。その後、一家3人は連行され、李さんと娘は芦台派出所に拘禁され、妻は拘置所に送られた。
派出所で李さんは高血圧の症状が現れ、娘は激しい腹痛を起こした。
その後、李さん一家3人は、ともに寧河区留置場に移送された。
2020年3月初め、検察庁は李さん一家を寧河区裁判所に提訴した。そして、一家3人はともに不当判決を下された。
李さん一家の連行で、李さんの父親はショックを受け、脳梗塞の症状が現れて病院に救急搬送された。当局の迫害によって、幸せな家庭が一夜にして崩壊したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)