ウクライナ 法輪大法修煉体験交流会開催
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 【明慧日本2021年9月9日】2021年8月22日、ウクライナの首都キエフで、法輪大法修煉体験交流会が開かれた。交流会では、11人の大法弟子がそれぞれの経験を語った。

 大法を修煉してから 良くない嗜好をやめた

 アンドレさんはドニプロ市の出身で、すでに10年も大法を修煉している。修煉を始める前の彼は宗教を信じたことがあり、太極拳のクラスに通い、テコンドーも学んでいた。彼はチューターに、さらに次元の高い書籍を持っているか尋ねたことがあるが、チューターはフィットネスを教えるだけで、アドバイスをすることはできなかった。その後、学費の値上げを負担できなくなった彼は、もっと次元が高く、さらに無料で学べる功法を探そうという思いが湧き上がり、それまで行っていた宗教の祈禱と学習をやめた。

 ある日、帰宅した彼の妻は、法輪大法の真実が書かれている新聞を彼の前に置きながら、「これがあなたが欲しがっているものよ」と言った。新聞を読んだアンドレさんは、確かにそれが自分に必要なものだと実感した。「どうやってコンタクトできるだろう?」と考えつつ、新聞をめくっていた彼の目が煉功の住所に留まり、翌日、彼はそこに行った。

 翌日、アンドレさんが煉功場に着いたとき、大法弟子たちは煉功していた。彼はある女性のすぐそばに立ち、皆の動作を真似し始めた。その時の彼はまだ皆が何をしていて、なぜそうするかも知らなかったという。煉功が終わると、大法弟子たちはアンドレさんと会話を交わし、彼に1冊の『轉法輪』をプレゼントした。

 帰宅後、アンドレさんは『轉法輪』を読むべきかどうか悩んだ。彼は大法の本を妻に渡し、その本を手にした感想を尋ねた。妻は「本の周りに虹がかかっていて、中の文字も金色で、とても良い本です。読む価値がある」と答えたという。妻の勧めで大法の本を読み始めたアンドレさんはまもなく、人生に対して長年抱いてきた疑問の答えを『轉法輪』の一回目の通読で見つけた。修煉についてもっと知りたいと思った彼は、こうして大法の修煉に足を踏み入れた。

 2式目の功法を行っていたとき、彼は両手がずっと吊るされている感じで痛かったと言い、腹部で法輪が回っていて、両眉の間は巨大なエネルギーに押されていると感じたという。煉功が終わると、アンドレさんは全身がリラックスした感覚を覚え、長い距離を歩いても疲れないと言った。

 大法修煉を始めてから、彼はアルコールや甘いものを好む嗜好をやめて、ギャンブルや宝くじなどのような不適切な為替取引も断ち切った。

 大法を修煉し 一家が恩恵を受ける

 リーさんはハリコフ出身で、2011年に夫と一緒に修煉を始めた。修煉前のリーさんは多くの病気を患っており、最も深刻だったのは腹痛、十二指腸潰瘍と便秘で、多くの薬を服用したものの、効果は得られなかった。病気に苦しんでいた彼女の体重はわずか43kgだった。肉体的苦痛に苦しめられて彼女は怒りっぽくなり、度々怒りの矛先を夫や子供に向け、人生が退屈で面白くないと感じていた。

 大法を修煉してから、学法と煉功を通じてリーさんは精神状態が改善し、体も健康になり、自然と薬を飲まなくなった。大法の法理に導かれて彼女は心性が徐々に向上し、忍耐強くなった。かつて自分がたびたび家族に対してよくない態度で接していたことを思い出した彼女は、何年も離れていた実家を2016年に訪ねた。実家の末っ子の嫁が祖父(リーさんの父親でもある)にとても悪いことをしたので、家族はみな彼女を追い出して関係を断ち切ろうと考えていた。

 自分の家族を含め、すべての人に親切にしなさいという師父の教えを思い出したリーさんは、嫁に修煉のことを言い聞かせ、修煉を勧めた。リーさんの兄は彼女を二度叱り、修煉を断念させようとした。リーさんは兄にこう言った。「あなたの言うことは何でも聞きますが、修煉だけは止めません」 

 その結果、リーさんの弟、母、さらに3人の家族も修煉するようになった。末っ子の嫁も修煉してから大きく変わった。道徳の向上と心性の改善により、リーさんの家族は互いに寛容で理解し合うようになった。大法を修煉しているおかげで、彼女の家族はより睦まじくなった。

 交流会で、リーさんはアメリカの選挙に関心を寄せすぎて修煉を緩めたときに、病業の仮相を経験したことについて話した。アメリカの選挙期間中、リーさんは毎日携帯電話で選挙の進捗状況を確認し、気分もそれによって揺れ動き、学法と煉功の時間も少なくなった。その直後、彼女は発熱、咳、呼吸困難、背中が針に刺されているようで、全身も誰かに猛打されたような痛みを感じた。師父と法に対する堅い信念をもとに、リーさんは痛みに耐えながら学法と煉功を行い、2日後に正常な状態に戻った。

 共産主義的要素を排除し 争いを寛容に変える

 キエフ市の大法弟子のアンナさんは法をよく学び、法に同化したいと思い、同修と一緒に法を暗記している。進み具合が遅いものの、彼女は法を覚えるのと読むのでは大きな違いがあることを経験し、法を暗記してからますます多くの法理が分かり、理解も以前と違ったという。

 彼女は、大法が修煉者に高い要求を課していることをより深く理解した。「学校に通うことと同じです。毎日勉強して、はじめて一つの学年から次の学年に上がっていきます。試験に備え、さらに試験に合格しなければなりません。今やっていることに頼るのではなく、自分自身に最高の基準を課さなければなりません。また、すべての人が異なり、まったく異なる分野から来ていて、ここでさまざまな方式で自分を表現しているので、各個人の特徴を評価し、尊重することがとても重要であることをより深く学びました。そして、試練や(他人からの)批判をプラスの姿勢で受け止め、自分または他の多くのことで落ち込まないようにしなければならないと深く理解しました」

 今年、アンナさんの身体には、「中共ウイルス」に感染した症状が現れた。彼女は、ウイルスが身体に現れたことは、自分の身には邪悪な中共の要素が残っているから、ウイルスに隙を与えたと理解している。彼女は『悪魔が世界を統治している』という本を集中的に読み、自分の身に存在している多くの共産主義の要素やマイナス思考を見つけて取り除くことができた。たとえば、政権に屈して、自分を消極的で無力な状態に置いて何もしない人が持つ被害者意識、貧困への恐れ、高齢者への軽視などがあった。

 ある日、市の中心部にある煉功場で、彼女は大声で叫んでいる男性に遇った。ある同修が彼に「一歩下がって話をしましょう」と、説得しようとしたところ、アンナさんはそれでは彼がさらに騒ぎを起こしてしまうかもしれないと考えた。そこで、彼女は発正念を始めると同時に、原因を考えた。「私は彼が邪魔な存在で、対処しなければならない好ましくないものだと思っていました。すでに心の中で、彼を対立面に押しやったのです。彼は敵ではなく、私たちの友達だ」と思ったアンナさんが優しい気持ちで接していくと、男性も次第に落ち着いてきた。彼の叫びは共産党への非難に変わり、人々の注目を集めた。最終的に、彼は大法への支持を表明して去っていった。

 「彼と論争したくなく、彼が邪魔者だとも思いませんでした。ただ彼に真実を理解してもらい、改善してもらいたいだけでした。今日、私はこのような(平和的な)態度でさまざまな状況や世人に対応するように努めて、恐れや闘争心を理解し、謙虚さと容に変えることができました」

 学法の基点を正しく据え、翻訳プロジェクトによりよく取り組む

 ヘルソン出身のサーシャさんは、文章の翻訳に携わる経験を語った。翻訳プロジェクトをよく行っていくために、彼女は毎日学法と煉功、発正念を優先して行ってきた。良い修煉状態が、プロジェクトをよく行っていくことの保証だからだ。

 長い間、彼女は言いようのないプレッシャーを感じていた。文章を翻訳し始めるや否や、各種の妨害が現れた。多くの雑念、内心の不安と焦燥感で集中できず、仕事に気持ちを向けられないことがよくあった。そこで、ある同修がサーシャさんに自分の体験を語ってくれた。フルタイムでプロジェクトに取り組んでいる彼女はある時、半身に異常な痛みを感じ、まるで誰かにオーブンに放り込まれて焼かれているような感覚に襲われた。そのとき、彼女は「まだまだ多くのことをやり残している。今はまだ去ってはいけない。しっかりとやらなければならない」と思ったという。

 同修の交流に励まされて、サーシャさんも自分の信念を強めた。プロジェクトの中で、限界に達して耐えられなくなったり、体がバラバラになっていくような感覚を覚えるたびに、彼女は「師父を堅く信じ、恐怖心を捨ててしっかりと修煉に励まなければならない」と自分に言い聞かせた。

 学法と発正念を通じて、彼女は正念の威力を感じた。以前、彼女は法を学ぶとき、いろいろなことを考えてしまい、集中できていなかった。彼女は今、学法の際は法に集中し敬意を払うことが、絶えず向上していくことの保証だと理解した。学法の基点を変えてから『轉法輪』を学ぶと、彼女は大法の本から光が現れて自分を照らし、智慧と正念を授かっていることを切実に感じた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/4/430420.html)
 
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