湖北省黄石市の法輪功学習者数人が連行される
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 【明慧日本2021年9月18日】湖南省黄石市の岑学棟さん、李啓堯さん、劉徳秀さん、曹春梅さん、曹梅英さんなどを含む、数人の法輪功学習者(以下、学習者)が連行され、洗脳班や留置場に送られた。

 2021年8月20日午前7時ごろ、西塞山区の学習者・岑学棟さん(70代男性)と妻・陳愛芳さん(70代)は西塞山区公安支局の警官十数人によって連行された。警官らは岑さんたちの借家に押し入り、法輪功書籍、現金3万元などの私物を押収した。さらに、警官らは、岑さんの息子の家へ行き、家宅捜索を行い、岑さんの孫の勉強用のパソコン2台を押収した。そして、警官は息子に押収リストにサインを強いた。連行された岑さん夫妻は別々に拘禁された。妻・陳さんは洗脳班に拘禁され、13日目に「三書」を書かされた後、9月2日に帰宅した。岑さんはどこに拘禁されているのかは不明である。

 8月20日午前10時、ある学習者が黄石港区新街口に住む李啓堯さん(70歳女性)の家に行き、ドアを叩いたが、返事がなかった。この学習者は李さんのマンションから出てきたときに、待ち伏せている不審な人物を見かけた。数日後、李さんの親戚が李さんの家に行き、家の中に入ったが、李さんは家には居らず、家の中は腐った野菜、ものがひっくり返されてごちゃごちゃになっている光景をみた。それに、法輪功の書籍、法輪功創始者の写真などが無くなっていることに気づいた。近隣の人の話によると、8月20日の早朝、十数人の警官が李さんの家に入った。それから、李さんは品物とともにパトカーに乗せられた。現在、李さんの拘禁場所はわからないという。

 8月20日、黄石市牛尾巴に在住の劉徳秀さん(70代女性)は、黄石港区の警官十数人に家を押し入られた。警官らは法輪功の書籍、パソコンを押収した。警官はパソコンから法輪功関係のものを見つけたため、誰にシステムをパソコンに入れてもらったのかと劉さんを問い詰めた。劉さんは連行されたが、どこに拘禁されているかは不明である。

 8月20日、黄石港区紅旗橋湖濱大道に住む曹春梅さん(66歳女性)は、港区の警官に自宅に押し入られ、法輪功の書籍と私物を押収されて、連行された。同日、妹・曹梅英さん(63歳女性)も西塞区の警官十数人によって連行され、家宅捜索された。姉妹は黄石港区にある洗脳班に入れられ、十数日間洗脳が行われたが「三書」を書くことを拒否した。そのため、姉妹は洗脳班から留置場に移送された。情報筋によると、姉妹はともに健康状態が悪くなっており、特に姉の春梅さんの血圧がかなり高くなっている状態である。

 8月20日昼、黄石市老下陸住民委員会の人は、老下陸派出所の警官4人を連れて、候さん(68)という女性学習者の家に行った。警官らは候さんの家にある法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、mp3を押収し、家の隅々までビデオカメラで撮った。警官は候さんに「このことをお前の子供たちに言うな」と脅迫した。

 港区に住む学習者・張沢恵さん(72歳女性)は8月5日、警官に家宅捜索され、法輪功の書籍と法輪功創始者の写真を押収され、連行された。警官は「コロナの検査」という口実で張さんの家に入ったという。張さんは現在、黄石市下陸峰烈山第一留置場に拘禁されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/11/430671.html)
 
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