2941人の学習者は7~8月に身柄を拘束され、嫌がらせを受けた
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 【明慧日本2021年9月19日】明慧ネットの統計によると、2021年7月から8月までに得た情報では、少なくとも2941人の法輪功学習者(以下、学習者)が警官に身柄を拘束され、嫌がらせを受けた。そのうち、884人は身柄を拘束され、2057人は嫌がらせを受け、427人は家財を押収され、101人は洗脳班に送られ、34人は強制的に採血(もしくはDNAを採取)、17人は迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされたという。

图1:2021年7~8月中国法轮功学员遭中共迫害人次统计

2021年7~8月、中国の学習者は中共による迫害された人数の統計

 2021年1月から8月まで、中国共産党(以下、中共)の警官は12401人の学習者の身柄を拘束、嫌がらせをした。そのうち、4165人が身柄を拘束された。月別の連行人数は1月に481人、2月266人、3月477人、4月604人、5月632人、6月821人、7月514人、8月370人である。中共による嫌がらせを受けた学習者は8236人である。

图2:2021年1~8月中国法轮功学员遭中共绑架骚扰人次统计
2021年1~8月、中国の法輪功学習者が中共による連行・嫌がらせを受けた人数の統計

 身柄を拘束され、嫌がらせを受けた65歳の学習者は229人。そのうち、90歳以上6人、80代67人、70代108人、65~70歳代48人である。吉林省吉林市長春路の学習者・蔡秀芳さん(89)は西関馬市で法輪功の無実を伝えた際、黄旗、北山、長春路の3カ所の派出所の警官らに身柄を拘束され、パトカーに押し込まれ、鉄の檻に拘禁された。警官らは蔡さんのところから家の鍵を探し出し、家財を押収した。蔡さんは夜8時に一時出所できた。

图3:2021年7~8月229名65岁以上的老年法轮功学员遭绑架骚扰

2021年7~8月229人の65歳以上の学習者が身柄を拘束され、嫌がらせを受けた

 情報の収集期間:2021年7月1日から2021年8月31日、そのうち、以前に未発表のデータも含まれる。

 一、7月から8月までに884人が身柄を拘束された

 明慧ネットの統計によると、7月から8月までに警官は884人の学習者の身柄を拘束した。連行された学習者らは中国本土の29の省、自治区、直轄市の154の都市に及んだ。迫害の最もひどい地区は山東省140人、遼寧省100人、四川省99人、吉林省70人、河北省60人、湖北省54人である。迫害の最もひどい都市は吉林市30人、瀋陽市24人、錦州市20人。

图4:2021年7~8月中国大陆各地法轮功学员遭绑架骚扰人次统计

2021年7~8月、中国各地の学習者が連行・嫌がらせを受けた人数の統計

表1:2021年上半期、中共に連行された学習者の人数の地域分布表

地域 連行された人数
山東省 140
遼寧省 100
四川省 99
吉林省 70
河北省 60
湖北省 54
黒竜江省 40
河南省 37
北京市 36
広東省 29
湖南省 29
天津市 28
安徽省 25
重慶市 19
貴州省 14
江蘇省 14
山西省 14
甘肃省 12
江西省 12
陝西省 12
上海市 10
浙江省 9
雲南省 8
青海省 3
福建省 2
広西 2
海南省 2
内モンゴル 2
寧夏 2
合計 884

 迫害事例:

 1、長春吉林大学の講師、法輪功学習者の石鵬翔さん、王宇さん夫婦など十数人は身柄を拘束

 7月21日、吉林大学の講師・石鵬翔さんと妻の王宇さん(吉林芸術学院の講師)は長春市公安局の警官に身柄を拘束された。同時に連行されたのは合わせて十数人になり、詳細はさらに調べる必要がある。

 2、大連市の教師・張軍さんは留置場で拘禁

'张军、苗玉环夫妇'

張軍さん、苗玉環さん夫妻

 2021年7月15日、遼寧省大連市一二三中学校の教師・張軍さん(49)、苗玉環さん(49)夫妻は身柄を拘束された。当日午後、苗さんは解放されたが、張さんは刑期拘束され、大連金州留置場で拘禁された。大連の教育系統の「ゼロ行動」により、張さんと苗さんは法輪功を諦める「四書」を書くことを強要されたが、拒否したため、8カ月分の給与が支給されなかった。

 張さん、苗さんは大連金州区登沙河の出身で、大連市一二三中学校の正規職員である。2人は1999年前から法輪功を学び始めた。張さんは2000年に上京へ陳情したため、3年の労働教養処分を科され、大連市労働教養所で「3.19事件」を経験し、全ての学習者は殴打されて傷だらけになってしまった。2008年12月30日、苗さんは亮甲店の警官・呂志強などに馬三家労働教養所に送り込まれた。当時、2人の子供はまだ2歳だった。

 3、北京の女性教師、累計9年以上迫害されて再び連行された

'龚瑞平女士'

龔瑞平さん

 北京市平谷区劉家店鎮の劉家店村の学習者・龔瑞平さんはかつて労働教養所、刑務所で心身とも大きなダメージを受け、2021年7月20日、再び平谷区漁陽派出所に尾行され、身柄を拘束され、拘禁された。龔さんの平谷鎮の貸し家の家財は押収された。

 龔さんは平谷区城関小学校の教師である。1999年、法輪功を学んでいるとして平谷区教育局に除名された。2002年、30代の龔さんは懲役4年の不当な判決を宣告され、北京女子刑務所に拘禁された。そこで40日間以上睡眠を禁じられ、「精神異常」というデマを流され、刑務所の精神病エリアに送られ、精神病用の薬物を飲まされ、電撃された。警官・習学慧、陳敬は監視カメラのない浴室で1人ずつ龔さんの両足を左右に引っ張って龔さんを苦しめた。その結果、龔さんは数カ月間、いつものように歩けなくなった。警官に指図された受刑者は龔さんの背中に座り、龔さんの太ももの筋肉を痛めた。さまざまな迫害を受けた龔さんは2005年に釈放された時、行動と反応が遅くなり、目に生気がなく、膀胱に障害を受け、時々失禁してしまう状態になってしまった。

 2008年の北京五輪前、江沢民グループは学習者への迫害を強化した。龔さんは退勤から帰宅途中、数人の平谷公安支局の私服警官に身柄を拘束され、労働教養所で2年6カ月拘禁された。2012年の中共十八大の直前、龔さんは密雲河南寨村の幼稚園で働いていた際、地元の派出所に身柄を拘束され、北京女子労働教養所で2年9カ月拘禁された。その期間、長期にわたって一日十数時間プラスチックの椅子に座らされ、動くことを禁じられた。少しでも動いたら、受刑者に罵られ、殴られるなど虐待された。そのため、龔さんの両足は長い間痺れていた。

 4、西安市の教師張娜さんは迫害された

 陝西省西安市新城区西光小学校教師の学習者・張娜さん(40歳前後の女性)は2021年7月始めに新城公安支局長楽中路派出所に身柄を拘束され、西安市留置場で拘禁された。

 張さんは陝西省に教育の新鋭、西安市の教育名人、新城区の教師道徳の模範、学校の優秀教師、保護者と生徒が好きな教師などに選ばれ、同僚に良い人だと評価されている。

 5、湖南省寧郷中学校の教師・李莉紅さんは寧郷白馬橋派出所で迫害される

 2021年7月23日夜9時すぎ、湖南省寧郷の学習者・城北中学校の教師・李莉紅さんは寧郷悟悦広場で法輪功の無実を伝えたとして、中共による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、白馬橋派出所の警官に身柄を拘束され、24日午後、寧郷市拘置所に送られ、7日間拘束された。7月31日、家に帰された。

 白馬橋派出所の所長・張傑は中共の宣伝を信じ込み、学習者を深く恨み、何度も李さんの額を指差して「殺すぞ」と言った。

 李さんは担当の警官に法輪功の無実を伝えたが、警官の楊貽君は最初、「法輪功はどの法律を犯したのか? それは610弁公室に聞くべきで、関連書類があるはずだ」と狡く弁解し、そのあと「法輪功が違法だと言っていない。法輪功は良くないと言っていない。しかし、中国は共産党の天下で、共産党が全てを決めている。共産党は法律の上にある。共産党が法輪功を迫害すると言うなら、聞くしかない」と言い直した。最後には、違法の手段で李さんを拘置所に送り込んだ。

 李さんは白馬橋派出所で拘禁された期間、迫害に協力しないとの理由で翌日の11時から水を飲むこと、トイレに行くことなど基本の行動まで禁じられ、両手に手錠をかけられたという。

 6、河北省邯鄲市峰峰鉱区の法輪功学習者・王書芹さんは迫害で骨折

 2021年8月15日午後7時すぎ、峰峰鉱区の学習者・王書芹さんは市内の自由市場の交差点で40代の男性に法輪功の無実を伝えたとして、通報された。やってきた警官に殴られ、左側の肋骨2本を骨折し、現在入院している。

 7、迫害で腰椎壊死 済南市の姜新英さんは再び連行される

 山東省済南市の学習者・姜新英さん(65歳女性)は2回に分けて合計3年6か月の労働教養処分を科されたことがある。その期間、腰椎の第三と第四が結核菌に侵害されて壊死し、腰が90度に曲ってしまった。今年に入ってから、姜さんは「ゼロ行動」で嫌がらせを受けている。2021年7月22日の早朝、千仏山派出所の警官7、8人が突然、姜さん宅に侵入し、身柄を拘束した上、多くの私物を押収した。

'姜新英'

姜新英さん

 姜さんは済南市ガス用具工場の元幹部である。1994年から法輪功を学び始め、甲状腺、神経性頭痛、痔などの病気は全て治り、人生の本当の意味がわかり、心が広くなり、「真・善・忍」の教えに従い、トラブルに遭う時、先に自分の非を探し、コツコツと働き、利益の前で争わないようになった。

 1999年の江沢民グループによる法輪功への迫害が始まってから、姜さんは想像がつかないほどの迫害を受けた。姜さんは山東省第一女性労働教養所で拷問され、水を飲むこと、食事を取ることを禁じられ、苦役の労働を強要された結果、結核になり、腰椎の第三と第四が結核菌に侵害されて壊死した。その後、手術を受けても、治らず、腰は90度の状態になってしまった。姜さんは懲役1年6カ月の判決を宣告され、江沢民を告訴したとの理由でさらに一週間洗脳班で拘禁された。

 二、7~8月、2057人は嫌がらせを受けた

 明慧ネットの統計によると、2021年の7月から8月までの間、2057人の学習者は警官らに嫌がらせを受けた。迫害が最もひどい地域は河北省493人、山東省408人、四川省202人、吉林省156人、山西省133人、遼寧省104人、黒竜江省103人である。最もひどい都市は張家口166人、東営市104人、臨汾市92人、煙市84人、吉林市71人、秦皇島市66人、衡水市64人、臨沂市57人、坊市56人、成都市54人である

表2:2021年7~8月、嫌がらせを受けた学習者の地域分布表

地域 嫌がらせを受けた人数
河北省 493
山東省 408
四川省 202
吉林省 156
山西省 133
遼寧省 104
黒竜江省 103
湖北省 59
広東省 58
天津市 55
湖南省 50
甘粛省 47
重慶市 37
上海市 31
北京市 23
内モンゴル 19
寧夏 16
河南省 13
江蘇省 13
陝西省 9
貴州省 8
安徽省 6
江西省 5
雲南省 4
浙江省 3
新疆 1
地域不明 1
合計 2057

 迫害事例:

 1、遼寧省の警官・王暁明さんは解雇された

 遼寧省撫順新賓県の学習者・王暁明さん(50)は、新賓県公安支局の在職警官である。法輪功を学んでいるとの理由で2ランクを降級された。2021年7月31日、県公安局は一方的に王さんを解雇した。

 王さんは毎年の公務員年末審査でトップになっている。永陵派出所での業績は何度も省、市の審査で好成績を収めている。しかし、法輪功を学んでいるとして何度も左遷された。王さんはどの職場に飛ばされても文句を言わず、真面目に働いている。しかし、新賓県公安支局のリーダーは王さんを目障りと見なし、迫害を加え、「不合格の公務員」という名目で王さんを解雇した。

 王さんはかつて新賓県留置場、撫順市労働教養所で迫害されたことがある。撫順呉家堡労働教養所で拘禁された期間、王さんは坊主になり、手錠をかけられ、5カ月間独房に拘禁された。王さんは100日以上断食して迫害に抗議し、一時重体に陥った。長期にわたり灌食され、全身ざ瘡になり、片方の耳はざ瘡穿孔で聞こえなくなった。その後、撫順市羅台山荘で洗脳された。

 2、遼寧省撫順市清原県の楊孝芝さんは脳出血に

 遼寧省撫順市清原県紅透山の学習者・楊孝芝さんは2021年3月10日、法輪功の資料を配ったとして身柄を拘束され、電撃され、高血圧の症状が現れた。3月15日、一時出所できたが、開原国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に何度も電話で呼び出された。7月12日、開原国保は再び楊さんに電話で、嫌がらせをし開原公安局に呼び出された。午後、楊さんは脳出血の症状が現れ、重体に陥り、病院で応急手当てを受けた。現在、病院で観察中である。

 三、年配の学習者への迫害

 明慧ネットの報道によると、2021年7月から8月までの間、警官らから嫌がらせを受けた65歳以上の学習者は229人である。そのうち、90代5人、80代68人、70代108人、65~70歳が48人。最年長者は95歳である。

表3:2021年7~8月 嫌がらせ、連行された65歳以上の学習者の人数分布表

年齢 連行された人数 年齢 嫌がらせを受けた人数 嫌がらせ、連行された人数
90歳以上 0 90歳以上 5 6
80代 24 80代 44 67
70代 48 70代 60 108
65~70歳 32 65~70歳 16 48
合計 104 合計 125 229

表4:2021年7~8月 不当に連行された80歳以上の学習者一覧表

名前  省 県区 家財押収 80歳以上
蔡秀芳 吉林省 吉林市   家財押収 89
辛さん 吉林省 吉林市     88
吴湘琳 上海市   長寧区   87
吴さん 遼寧省 朝陽市   家財押収 83
楊桂英 黒竜江省 大慶市   家財押収 83
廖玉英 広東省 茂名市 電白区 家財押収 83
羅碧清 貴州省 貴陽市 南明区 家財押収 82
孫仲芳 北京市   朝陽区 家財押収 82
郭詩恵 湖北省 武漢市 礄口区   82
安福子 吉林省 延辺州 延吉市   82
孫明英 吉林省 吉林市 蛟河市   82
張春棉 河北省 衡水市 濵湖新区   81
孫さん(女) 河北省 廊坊市 広陽区 家財押収 81
謝美芬 雲南省 红河州 開遠市 家財押収 81
杜志俊 四川省 綿陽市 江油市   80代
呉啓慧 四川省 綿陽市 江油市   80代
陳祖芳 四川省 資陽市 安岳県   80代
楊本秀 四川省 資陽市 安岳県   80代
劉德英 重慶市   万州区 家財押収 80代
向天玉 重慶市   万州区 家財押収 80代
李樹碧 重慶市 銅梁区     80
葉秀芳 広東省 梅州市   家財押収 80
陳元枝 湖北省 武漢市     80
楊恵蘭 雲南省 昆明市   家財押収 80

 迫害事例:

1、吉林省吉林市長春路の蔡秀芳さん(89)不当に連行

 明慧ネットの2021年8月1日の報道によると、同年5月14日昼、西誠首符に在住の学習者・蔡秀芳さん(89)は西関馬市で法輪功の無実を伝えたとして、黄旗、北山、長春路の3カ所の派出所の警官にパトカーに押し込まれ、鉄のケイジに拘禁された。警官らは蔡さんから自宅の鍵を奪い、家財を押収した。夜8時、蔡さんは「一時出所」で家に帰された。

 2、重慶渝北区の何澤民さん(95)は何度も嫌がらせを受けた

 渝北区回興街道弁事所のスタッフは何度も何さん宅を訪ね、書類にサインをするよう強要した。

 3、山東省平度市の綦秀英さんは何度も嫌がらせをされた

 山東省平度市綿麻会社の学習者・綦秀英(90歳近く)はとても元気でひとり暮らしをしているが、ここ2年、何度も嫌がらせを受けた。

 2020年、居民委員会の3人は綦さん宅へ行き、「まだ法輪功をやっているのか」「歳を取っていても、公安局へ連れて行く」と言った。綦さんは「どこに連れて行かれても怖くありません」と堂々と答えた。すると、警官らは法輪功創始者の写真を持ち去った。その後、警官らは再び綦さん宅に来て、新しい法輪功の創始者の写真をまた奪った。

 4、河北省張家口赤城県の警官は86歳の学習者に嫌がらせを

 2021年8月4日、赤城県龍関鎮派出所の警官・王少雲など3人は学習者・劉殿枝さん(86)宅へ行き、無理やり写真を撮り、息子の電話番号を手に入れた。翌日、劉さんは体調を崩し、張家口病院に入院した。

 5、吉林省吉林市の何文薈さん(86)は不当に連行された

 2021年7月16日午前9時過ぎ、吉林市泰山路の警官およびコミュニティの関係者7人(男性4人、女性3人)は林学院の教員住宅にある何文薈さん(86歳、林学院の元教授)宅へ行き、法輪功をまだやるのかと聞いた。何さんは「やります」と答えた。中の1人が携帯電話であちこちを録画し、警官らは何さん宅で法輪功の関連書籍、法輪功創始者の写真、『明慧週刊』、『正見週刊』などを探し出し、電話でパトカー3台を呼び、全てを押収した。何さんも身柄を拘束され、家政婦の呉徳修さん(学習者)も同時に連行された。

 情報によると、今回の行動は7.20期間、吉林省豊満支局と泰山路派出所が加担したという。

'何文荟家楼下的现场画面'

何さん宅の連行現場

 6、南昌呉志萍さんは洗脳班から精神病院へ移送された

'吴志萍'

呉志萍さん

 2021年4月14日と19日、南昌市の呉志萍さんは何度も街道弁事所およびコミュニティ関係者に嫌がらせを受け、迫害から逃れるため、放浪生活を余儀なくされた。その期間中、呉さんは洗脳班に連行され、「転向」しないため、すでに精神病院に移送された。

 四、経済的の迫害

 明慧ネットの報道によると、2021年7月から8月まで、中共による法輪功学習者への家財を押収、強制的にお金の要求、年金を差し引くなどで合計1196571.4元(約1900万円)の経済的損失を負った。23人の年金は差し引かれ、もしくは取り消された。

表5:2021年7~8月 中共による家財押収の統計表

名前  省 家財押収 金額(元)  65歳以上
王景玲 江蘇省 淮安市     496264.4  
夏元新 遼寧省 大連市 金州区   220000  
陳玲 吉林省 長春市 德恵市   100000  
曹春芳 遼寧省 朝陽市 凌源市   90000  
謝海雲 湖南省 衡陽市   家財押収 50000  
董玉英 四川省 資陽市   家財押収 40000 70
岑学棟 湖北省 黄石市   家財押収 30000  
徐傑夫妻 山東省 臨沂市 蒙陰県 家財押収 20000  
楊志蘭 湖南省 衡陽市   家財押収 18900 73
徐志東(徐傑) 山東省 臨沂市 蒙陰県 家財押収 13000  
徐永蘭 天津市   武清区   10000  
曹彦菊 湖南省 郴州市 永興県   10000 70
費継栄 吉林省 吉林市 永吉県   10000 75
劉淑芝 吉林省 吉林市   家財押収 10000  

 迫害事例:

 1、江蘇省淮陰工学院の教師・王景玲さんは年金の返還を強要された

 淮安市の学習者・王景玲さんは淮陰工学院の定年退職員である。2012年5月、法輪功の資料を配布した際、通報されて懲役3年の判決を宣告された。さらに、不動産を凍結され、2017年11月から2019年11月に支給された年金総額139666.70元、2012年6月から2019年11月までの年金総額351439.45元の返還を強要された。王さんは結局、年金、訴訟費用、不動産保全費など合計496264.4元(約794万円)を強要された。

 2、大連市の夏元新さんは22万元あまりの年金の返還を強要

 遼寧省大連市金州区の学習者・夏元新さんは2013年8月から2019年3月の拘禁期間の年金22万元あまりの返還を強要され、精神的にも経済的にも苦境に陥った。

 3、吉林省德恵市の陳玲さんの家族は10万元を強要された

 吉林省德恵市の学習者・陳玲さんは2020年に身柄を拘束された時、家族はコネを使って解放を求めた。その後、家族は10万元(約160万円)を強制的に要求された。

 五、洗脳班の迫害

 明慧ネットの統計によると、2021年7月から8月まで少なくとも101人の学習者は洗脳班に送られた。洗脳迫害の最もひどい地域は山東省47人、山西省13人、安徽省12人である。最もひどい都市は煙台市43人、阜陽市11人、運城市9人、延辺州7人、武漢市5人。

表6:2021年7~8月、洗脳班に送られた人数の地域分布表

地域 洗脳人数
山東省 47
山西省 13
安徽省 12
湖北省 9
吉林省 8
湖南省 3
浙江省 3
北京市 2
広西省 2
河南省 1
四川省 1
合計 101

 迫害事例:

 1、山東州市の邱麗君さんなど40人は洗脳班で迫害された

 2021年8月7日、萊州市の学習者・邱麗君さんは法輪功の無実を伝えた際、通報されて市の店子洗脳班で拘禁された。邱さんは国保の迫害に協力せず、書類にサインしないため、解放されなかった。8月16日、私服警官4、5人は邱さん宅で家宅捜索を行い、法輪功の資料2冊を探し出した。詳しい状況は調べる必要がある。

 国保の警官・劉京兵は店子洗脳班で学習者への迫害に力を入れている。2021年においてすでに40人以上の学習者が洗脳班に連行され、「転向」、「サイン」を強要されている。さらに、本人と連絡がある他の学習者の供述、法輪功の悪口を言うことを強いられた。

 2、山西省運城市臨猗県の610弁公室は洗脳班を作り、学習者を迫害

 運城市臨猗県の政法委員会(治安・司法などを統括する機関)、国保および臨猗県と各郷、鎮の政府、派出所、村の委員会は管轄内にいる学習者らに「ゼロ行動」の迫害を加え、絶えず嫌がらせをし、洗脳班で「転向」の洗脳を受けさせた。

 7月5日、臨猗県北辛郷の副書記・樊金星は郷政府、派出所の関係者と一緒に、平宜村の学習者・姚康強さん宅に侵入し、姚さんの身柄を拘束し、北辛郷にある金果ホテルの洗脳班に送った。

 洗脳班のメンバーは、政法委員会610弁公室の主任・王世俊、臨猗県610弁公室の元主任・李全洲、国保大隊の隊長・袁建清などである。洗脳班では学習者らに法輪功を誹謗中傷するビデオと中共の理論を見せる。情報によると、数日から20日以上まで拘禁された学習者がいた。転向の書類にサインしない限り、解放されないという。

 姚さんは断食で迫害に抗議し、2日後、体調を崩し家に帰された。翌日、自宅でご飯を食べて少しだけ回復した姚さんは再び洗脳班に連行され、横になりながらも洗脳の音声を聞かされた。姚さんは放浪生活を余儀なくされた。

 3、吉林省琿春市610主任・李波維の暴行

 琿春市610弁公室の主任・李波維は2021年5月から、国保の隊長・胡春友、公安局、派出所、街道の関係者などと結託し、ほぼ全ての学習者の家を訪ね、法輪功を諦める書類にサインを強要した。学習者・季軍、王秀珍、郭秀麗、蘇栄江さんは洗脳班に連行され、法輪功および創始者を誹謗中傷するビデオを最大の音量で見せられた。さらに、年金と家族の仕事に影響があるなどと脅かされた。

 洗脳班でサインしない学習者に対して、李波維はここで転向しなければ、刑務所に送って転向させる、李喜蓮はサインしないと同じめに遭わせるなどと言いふらした。学習者・李喜蓮さんは刑務所から解放されてからずっと記憶喪失状態で、どれほど心身を苦しめられたかが考えられる。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/9/5/430444.html)
 
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