【明慧日本2021年9月25日】フランスの法輪大法学会は、2021年9月11日土曜日、パリ13区のチャイナタウンで、大規模なパレードを行った。午後、13区市政府所在地にあるイタリア広場での集会で、法輪大法学会の会長・唐漢龍氏はスピーチを行い、中国共産党(以下、中共)に法輪功への22年間に渡る弾圧を直ちに停止するよう要求した。前フランス国防長官モーリン氏は公開状で法輪功の支持を表明した。フランスにいる台北代表処の国会組秘書・程瑞安氏は、招待されて当日の集会に参加した。
パレードには、ドイツ、スイス、ベルギー、オランダ、フィンランド、スペイン、チェコ共和国、ポーランドを含む他のヨーロッパ諸国からの法輪功学習者(以下、学習者)、およびアメリカからの学習者も参加した。
パレードはイタリア広場から出発し、13区の主要街道であるイタリア大通り、トルビアック通り、チョイジー大通り、マセナ大通り、アイブリー大通りを経由し、再びチョイジー大通りに入り、一回りして、イタリア広場まで戻るというルートだった。パレード両面の歩道の人々は店から出て写真を撮ったり、見物したりしていた。
大規模なパレードを行う学習者 |
パレードの先頭で演奏する天国楽団 |
天国楽団はチャイナタウンの繁華街を経由 |
パレードはイタリア広場から出発 |
パレードは チャイナタウンの繁華街を経由 |
功法実演のチーム |
迫害を受けて死亡した学習者を追悼 |
三退を声援 |
政治家は法輪功を支持
ノルマンディー区議会主席、前国防長官モーリン氏は法輪功への公開状の中で「学習者達は22年間に亘り迫害を受けています。2021年7月に行われた7.20、法輪功迫害停止を求める集会は世界に大きな影響を与え、多くの政府役人と学習者が一堂に会し、人々に法輪功を注目させたのです」と言った。
フランスの台北代表処の国会組秘書・程瑞安氏は招待を受けて集会に出席した。彼は台湾は1980年代から民主化になり、思想の自由、良心の自由、信仰の自由、結社の自由など基本を守っていると述べた。程氏は「これこそ学習者が台湾で安定、かつ自由な生活を送っている理由です。台湾人として、今日の集会に参加することができて本当に嬉しく思います」と述べた。
国会組秘書・程瑞安氏(左) |
「学習者は迫害の実態を暴露し続ける」
9月11日午後、パリ13区の市政府所在地・イタリア広場で、法輪大法学会の会長・唐漢龍氏は集会の中で発言した。
唐漢龍氏は発言の中で、中共は1949年政権を奪還して以来、8千万の中国人に非正常死亡をもたらした数は、2回の世界大戦での死者総数を超え、この数はまだ増え続けていると述べた。彼は「これまでのところ中共に迫害され死亡した学習者の人数は4686人と特定される。しかし法輪功に関する情報は封鎖されているため、この数字は氷山の一角と見なされています」と言った。
彼は、また「この22年以来、中国政府は極めて悪の政策や思想を用いて、軍隊を使い、法輪功にテロリスト式の弾圧を加えてきた。離職、離婚、妊娠の中絶、中途退学、労働教養、拘禁及び酷刑を施すなど悪の手段を用いて中国にいる学習者を弾圧し、留置場では、臓器の収奪を通じて、特殊病院へ臓器を提供し、組織的に殺害しています」
唐会長は中共の犯罪を暴露し続けると述べ、すべての学習者を釈放し、迫害を停止するよう要求した。
パリの人々「すべての人が覚醒すべき」
パレードがイタリア広場から出発して、ずっとチームに着いて歩いている市民もいた。
真相を聞いているパリの人々 |
バヒスマエルさんは、会社の警備員であり、法輪功チームがショーピングモールを通りかかる時、彼は、学習者が中共に弾圧され、臓器を収奪されることを聞き、驚きと怒りを感じた。彼は「中国でこんなことが発生しているとは全然知らなかった。酷いことです。ヨーロッパや、フランスでこの事が議論されていないことは容認できない」と言った。
また、彼は「共産主義は決して良いことではない。中共が政権を奪って以来、中国で何をしたかを見れば共産主義は想像より邪悪です」
最後に、彼は「生体臓器狩りは病院で行われています。これらの病院は軍隊に支配されています。21世紀に、まだこんなことが起きている。世界は必ず目覚めるべきです」と語った。